「ねぇ、あなた何だか隼人変じゃない?」
「あぁ…何だか考え事してるみたいだけどー…
雅人知らないか?」
「えっ!?お…俺ッ!
知る訳ないじゃん!!」
そん三人で話し終えると
箸をトントンと小さく茶碗に音を鳴らしながら
空に顔を向けていた。
「やっぱり変。」
ご飯をゴクリと飲み込むと雅人が不思議そうに見つめると
「ごっそさん!!」
と、いきなり席を立ったかと思うと
素早く自分の部屋へと向かって行った。
「な…なんだぁ〜」
「さぁ〜〜」
驚いた顔で、隼人が去る後ろ姿を三人は隼人の姿が見えなくなるまで見届けた。