「「キャァーーー!!」」



朝から女子から受ける叫び声は、




「カッコイイ?」



隼人。





いつも通りに学校に来ていた隼人。



昨日の桃代の言葉で何とか元気は取り戻していた。



教室に行ったら、まず和馬に謝ろうと昨日から決めていた隼人は、いつもより早く教室へ向かった。






そんな時だった。




「あ…」



隼人の前には、ある人物が目に入った。





その人物の姿を見た瞬間、隼人は笑顔をつくった。




そして、大きな声で呼び止めた。





「かーずまー!!!!」