「う…ん。」
どこか不安な顔をしていたが、納得したような
混じった表情をしていた。
「やぱ、そんな勇気ないよ…」
弱気になり、桃代を泣きそうな目で見る。
だが、桃代は強い目線をむける。
そんな桃代に負けたのか、花梨はだんだん表情を強くさせていった。
そして、拳をつくったと思うといきなり大きな声を張り上げた。
「もうわかったよ!!
私頑張るっ!」
最後に大きな深呼吸を加えて笑った。
「かーりーん」
涙を垂らしながら、勇敢な花梨に抱き着く。
「がんばんなさいよ〜」
「えへへ」
まるで花梨のお母さんかのように、頭をよしよし撫でた。
「なっちゃんにも早速報告だね!」
早くなっちゃんこないかなぁ〜
桃代の胸はワクワクしぱなっしだった。