「はい、コーラ」


「サンキュ」




ブランコの上に座る隼人に、買ってきたコーラを渡す。





「なんで怒ったんだろね」




「しらねー」





まだ、声に力を入れない隼人に、桃代はため息を漏らす。






「私ね、」