「何かごめんね」



「いーよ…」




花梨を家まで送ると、いきなり花梨が謝っていた。





それから、家まで送った桃代は、残った隼人と



暗い夜道を無言で歩いていた。







桃代は、チラチラと横を歩く隼人をみるが





隼人は、ぼーっとしていて
前を見ていなかった。





駄目だこりゃ






そう思った桃代は、隼人の肩を強く叩いた。




「いってぇ〜!!!」



涙目になりながら桃代をみると、





「ちょっと話すよ!」



と隼人の腕を掴み
ちょうど前にあった公園ひむかった。