「えっ!花梨ちゃん恥ずかしがり屋だったのか」
口にソフトクリームをつけながら隼人が驚いていた。
そんな隼人を見て笑いそうになりながらも一応教えてやった。
「口…ソフトク」
「実は和馬もなんだよ!」
せっかく人が教えてやろうとしていたのに、隼人が割り込んで言った。
それを聞いて桃代は、驚く。
「それってなんか進歩なさそうじゃない?」
恐る恐る隼人に聞くと、隼人は頭やをコクリと縦に振る。
「難しいな…。」
椅子にもたれながら腕を組んで考えた込む隼人をみて、桃代は苦笑いする。
「あ…あの、ソフトクリーム……。」
「てか、そろそろ戻るか?」
「だから、口…。」
ま、いいや。