「疲れてるわけじゃないの!」

突然、陽菜が大きな声を出すからびっくりしてると

「え?」

みるみる赤くなる陽菜の顔。


やべー。陽菜、可愛すぎる。


「あの、あれなの。」

赤い顔のまま話し始めた陽菜

「ん?」
「家を出ていったのは…八神君が嫌いな訳でもないし…疲れてた訳でもなくて…」

そう言われて安心する反面、なんで出ていったのか疑問も浮かぶ

「出てったのは、あの、自分の気持ちの整理がつかなかったというか…」

気持ちの整理?


陽菜の言っている気持ちの整理の意味があまり分からず、首を傾げると
「だから、八神君は悪くないから!私が悪いの!」

そう言ってどんどん赤くなる陽菜の顔。


すると陽菜は突然


「気にしないで!」


そう言ってすごい勢いで2階に上がってった


その後、俺はその場から動けずにいた。
理由は真っ赤になった陽菜の顔が頭から離れないから…


少し経って、陽菜の赤かった顔の原因は無意識の内の疲労だと思って夕食は買いに行くことにした。



でも、どこかで…俺と話すのが恥ずかしかったからあんなに顔が赤かったのかな?



なんていう期待もあったりするんだ。

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