とあの忌々しい記憶を振り払うように



私はドアを閉め歩き出した



……………………




ガヤガヤガヤガヤ



うるさい…



クラスの掲示板を1年生が見ながら



「キャー」だの「ヤッター」だの



誰が一緒でもいいじゃないか



それに視線がウザイ



私を好奇の目で見ている



まぁ分からなくもない



髪の色が奇抜なうえ顔を隠している




どこからどう見ても怪しい