―放課後―
3人で一緒に帰っていると。
「あれから塩塚になんか言われた?」
と、華。
「あー結構聞かれたなー」
あいつとはどういう関係だ?
とか、色々。
「でも本当に心配症だよねー」
と、奈菜。
「でもあんな風に助けたら結衣好きになっちゃったでしょー」
「え、バレた?」
「嘘!本当に好きになっちゃったの?」
と華。
「うん。」
そしたら2人して
「マジかー」
えー本当にバレたかと思ったのにー
「え、じゃあ告らないの?」
と華?
「だって蒼弥好きな子いるし、告らないよ。」
「結衣って本当に鈍感。」
と、奈菜。
「でもデート誘われたんでしょ?」
と華。
そうだけど。
「告るだけ告ってみたら?」
「でも関係崩れるのは嫌なんだよねー」
「だとしても辛いのは結衣だよ。」
と、奈菜と華。
「じゃあデートの帰り告ってみたら?」
「OKされなかったろ気まずいでしょ」
「そこは、どうにかするの!」
と、華と奈菜
「無理だよ。」
「なんで!」
「だって友達関係が1番いいんだけど。」
「え〜〜」
と、奈菜と華。
どんだけ告らせたいの?
「てか、あたし告られたとしても、フルよ。」
目が点となっているふ2人。
そこまで驚かなくても。