「あの、ありがとう、ございました!」
「んぇ?」
笑いが収まった頃に、私はやっとの思いで彼に感謝を告げることが出来た。
しかしその人は呑気に、メロンパンと紙パックの苺みるくを幸せそうに食べている。
「いや別に感謝されることねーって!
むしろ、俺の方がありがとうって感じだよ?ノート失くしたかと思って探してたんだわ」
先程の声の小ささを指摘された時とは違い、眩しい笑顔を向けながら喋るので、驚いた。
しかし感謝の気持ちを伝える以外に用件は無い。
「こちらこそ…どうもありがとうございました」
もう一度感謝の気持ちを伝え、私は席に着いた。
初めて話した人だからか、それとも男の人だったからなのか。
(か、顔が熱い…!)
火照ってしまいそうだった。
「んぇ?」
笑いが収まった頃に、私はやっとの思いで彼に感謝を告げることが出来た。
しかしその人は呑気に、メロンパンと紙パックの苺みるくを幸せそうに食べている。
「いや別に感謝されることねーって!
むしろ、俺の方がありがとうって感じだよ?ノート失くしたかと思って探してたんだわ」
先程の声の小ささを指摘された時とは違い、眩しい笑顔を向けながら喋るので、驚いた。
しかし感謝の気持ちを伝える以外に用件は無い。
「こちらこそ…どうもありがとうございました」
もう一度感謝の気持ちを伝え、私は席に着いた。
初めて話した人だからか、それとも男の人だったからなのか。
(か、顔が熱い…!)
火照ってしまいそうだった。