びしょ濡れになりながら、ショケースに入ったお菓子をただぼーっと眺めていると、
手を強く引っ張られる。
「やっぱーりここにいたっ!風邪引くよ?」
そこには、敦がいて、風邪引くよっていってる本人が、
風邪引きそうなくらいびしょびしょだよ。
「なんで、分かったの?」
「いつも、何かあるとここにいるから」
自然と目を見開くほど、驚いた。
「しってたんだ...」
「俺、真琴のことならほとんど知ってるよ。
まぁ、とりあえずさ帰ろうぜ?
卒業式出れなかったら、3年間棒に振るったようなもんだろ」
「そうだね」
涙も雨もいつの間にか消え去って、
私たちの上には、虹がかかっていた。
手を強く引っ張られる。
「やっぱーりここにいたっ!風邪引くよ?」
そこには、敦がいて、風邪引くよっていってる本人が、
風邪引きそうなくらいびしょびしょだよ。
「なんで、分かったの?」
「いつも、何かあるとここにいるから」
自然と目を見開くほど、驚いた。
「しってたんだ...」
「俺、真琴のことならほとんど知ってるよ。
まぁ、とりあえずさ帰ろうぜ?
卒業式出れなかったら、3年間棒に振るったようなもんだろ」
「そうだね」
涙も雨もいつの間にか消え去って、
私たちの上には、虹がかかっていた。