2人は、私が理事長室で出したでかい声が聞こえていたはずなのに、何も言わずにいてくれた。

永富の気配りか?ありがたいな。

そんな事を思っていたら眠くなってきた。そして、私の意識はは沈んでいった。

⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

「紫陽さん、怖い」

「本当。逆らうのは絶対無理。」

「うるさくするのはやめよ。」

一声に頷く女子が。


「紫陽 里香 、かぁ。」

「朝、というか昨日から倉庫に居た女だろ?」

「と、いうか「「「美人だよなぁ。」」」」

と、神龍のメンバーが。

「本当、りゅーくんが連れてきた時思ったけど〜、」

「ね、ほんとに美人さんだ!!」

「絶世の美女ってやつだよね~。」

「いいなぁ。」

「千歩は、絶世の美人って言うよりも美少女だよねぇ~?」

「あたし、そんなに可愛くないから!!」

と、永富と千歩が。


_______クラスのみんなが私が寝た後にそんな事を言っていたなんて私は露ほども知らなかった。