時が過ぎ二学期の半ば

私には年の違う友達ができた。

彼らは、まわりからみればいわゆる"不良"

に近い子達であった。

だが、一緒に過ごしているなかで

"不良"だと思えることはなかった。

だから、私が彼らがそんな子達であると知ったのもあとからだった。

彼らと仲良くなってから仲良くするなと言われても難しく

私は周りがなんといっても彼らと友達でいたいと思い、

周りの話を聞くことはなかった。