部屋に戻って髪を乾かし制服に袖を通した
鏡にうつる自分の姿…
目の腫れは…ちょっとマシになってるかな


あの子…茶色のふわふわした髪だったなぁ…
目もくりっと二重で…


それに比べてあたしは真黒の髪だし
目を切れ長で…はぁ…


ってあたし何考えてんだろ…
人を羨んだって仕方ないのに……



「亜美、朝ごはんできたわよおりてらっしゃい」

「ありがとう、ママ今いくね」