やがて



先程の人の波は、静けさを取り戻し




辺りに騒がしい音は無くなった。









私にとってこの時間は名残惜しい時。





何かをすることも無く



ただ一人で帰るか
何か用事を済ませてから帰るか。




どっちにしろ目的は同じことだが






私はこの¨高校¨と言う存在が





学生と言う存在にしか





体験することの出来ないこの時間が






言葉には言い表せない程に





青春を感じ、好きなのだと






改めて気付かされる。