コウキからは、毎日メールが来ていた。
いつもと変わらない。
今日の出来事は、ほとんどが部活のことだった。
たまに、クラスの誰それがおもしろいことを言ったとか、お笑い芸人が面白かったとか、そういう話もあるけど。
メールだけ読んでると、コウキが浮気してるようには見えなかった。
「竹下くん、最近女のコと仲いいみたいねぇ」
休憩時間、ケータイいじりながらメールを見てると、レイカが突然あたしに声をかけてきた。
「う、うん。まあね」
レイカって、ホントに同い年なんだろうかって思うくらい、色っぽい。
声も艶っぽいし、いつも付けてるグロスは、どんなときだって輝いてる。
「私が知ってるくらいだもの、ちょっとアブないかもよ?」
「そうなの?」
「私、他人の恋愛にはあんまり興味がないの」
レイカはそう言って、教室の外を見た。
「ああ、今日も来てないみたいね」
最近、コウキは休み時間にあたしの教室に遊びに来なくなっていた。
いつもと変わらない。
今日の出来事は、ほとんどが部活のことだった。
たまに、クラスの誰それがおもしろいことを言ったとか、お笑い芸人が面白かったとか、そういう話もあるけど。
メールだけ読んでると、コウキが浮気してるようには見えなかった。
「竹下くん、最近女のコと仲いいみたいねぇ」
休憩時間、ケータイいじりながらメールを見てると、レイカが突然あたしに声をかけてきた。
「う、うん。まあね」
レイカって、ホントに同い年なんだろうかって思うくらい、色っぽい。
声も艶っぽいし、いつも付けてるグロスは、どんなときだって輝いてる。
「私が知ってるくらいだもの、ちょっとアブないかもよ?」
「そうなの?」
「私、他人の恋愛にはあんまり興味がないの」
レイカはそう言って、教室の外を見た。
「ああ、今日も来てないみたいね」
最近、コウキは休み時間にあたしの教室に遊びに来なくなっていた。