「今度オレの家遊び来るか?」



香恋がすげぇ羨ましそうだったから・・・



「い、いいんですか!?」



それは喜び過ぎでは?



「香恋の家みたいに大きくもきれいでもないけど・・・」



「そんなのどうでもいいんです!

優奈チャンカワイイんだろうなぁ」



カワイイのは香恋の方。



「いつなら大丈夫?」



「そうですねぇ

早い方がいいので、今度の日曜日なんてどうですか?」



「オレの方は全然大丈夫だけど、

ピアノは大丈夫なのか?」



オレはそっちの方が心配だった・・・



「そんなに心配しなくても

大丈夫ですよ♪」



優しく笑う香恋。