私は勢いよく突き飛ばされ、個室に入れられた。
大きな音をたててドアを閉められ、閉じ込められた。

「頭冷やせっ!!」

バシャーッ。

「冷たぁ」

頭上から大量の水をかけられた。

それから下品な声で笑って出ていった。

「どうすんのよ………。携帯教室だよ」

取り敢えず、私はドア蹴ってこじ開けることにした。

バンッ!

「へぇ、思ったよりここのドアおんぼろじゃん。おかげで助かったけど」