「生意気な口きくんじゃねぇよ!!さっさと来いや!」

またさらに、怒りを増した彼女は叫ぶ。
喉潰れそう。

渋々、私は席から立ち上がった。

「麻優、ちょっと行ってくるね。すぐ戻るから」

「行かない方がいいって!あんなの相手にしちゃダメだよ!」

心配そうな顔で見上げてくる麻優を宥めて、教室を出た。


「で、何の用?」

私は人気の少ない女子トイレに連れてこられた。

バンッ!