嬉しくて、今にも天に登れそうな勢いだ。

「ほら、さっさと靴履き替えろよ。置いてくぞ」

そう言った綾瀬君は本当に先に行ってしまう。

「ま、待ってよ綾瀬君!本当に置いてくなんて!」

「俺は嘘はつかない」

そういうことじゃなくて!
もう~!!



「ここにも、そろそろ慣れてきたな」

「そうだねぇ。もう1週間経ったんだね」

「お前、学級委員長なんてやってどうすんの?」