「はい………」

口が裂けても、あなたの寝顔に見とれてたなんて言えないよ。

「明日の朝のホームルームで、まず行き先をクラスに伝える。あと、持ち物と集合場所、それと日時もな。んで
各クラス、5人ずつの班を作らせる」

凄い、本当に綾瀬君って凄い!!

淀みなく説明してくれたおかげで、私はすぐに覚えることが出来た。

「ありがとう!!」

「っ………!べ、別に………。これくらい、ちゃんと聞いとけよな!!」

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