息を潜めていた、獣の俺は車のテールランプが見えなくなったことを確認し人の気配が無いことを確かめゆっくりとある場所に近付いた…

そう。パン屋の車だった
駄菓子屋兼スーパーにはパンや弁当、オニギリなどが売ってあり、お店が営業してない時間に配達するのだ

平和な田舎町だからこその光景…

あの時は…
奇跡の瞬間だった…

盗みに手を染めていた俺が思うのも変だが…


神様に感謝した…