ウィリアム・ジョアス
ドラウト王国の1人の王子。
ウィリアムは人間の母と龍の父を持つハーフ。
国では竜王として恐れられている。
羽鳥 彩香
実の両親と世界から見捨てられ独りの16才の少女が日本の隅でボソボソ暮らしていた。
突然、少女の目の前に現したのは、異国の王と出会い、王は少女を気に入りしたのは竜と共に暮らす国に連れて行かれ、王の正体が竜王だって事、そして王の一言で国が揺るがす事態が起きた。
少女の身はどうなる・・・・・?
中村 冬樹
彩香の親の代から、使えてきたが本当の目的やら。
朝、朝食の後片付けをして出かけようとしたらチャイムがなり、出ると褐色で執事の男性と同じく褐色の豪華の装飾の男性が立ってました。
「羽鳥彩香さんのご自宅でしょうか?」
「そうですけど、どちら様でしょうか?」
「申し遅れました。私達はドラウト王国から、参りました。私はウィリアム・ジョアス国王の秘書をしております。」
ドラウト王国のウィリアム・ジョアス国王と言う名を聞いたとだん少女は、遠い国の竜と共存する国なのは知っていたがこんなところに来るわけがないと悩んでいると王が腕をつかみ引っ張ってきました。
「え・・・っ?ってちょっと待ってどこに行くの?」
「俺の国ドラウト王国に来てもらう。そんなもって俺の嫁になってもらう。」
「せ、説明になってないです。」
「国会のある部屋の中で説明をしますので、我慢してください。」
護衛つきのリムジンに乗せられ国会まで動き始めてリムジンの中で話をし始めました。
「いきなり、連れ出して申し訳ございません。実は、竜達の話を分かり、理解できる一族がいました。3つ前の王がその一族を嫌がり切り捨てたのです。その一族は、逃げるようにこの日本に住み暮らしていた一族がいました。それが羽鳥彩香さんの一族なのです。その一族がいないことで竜の近郊がバラつきました。先代の王妃、ウィリアム様のお母様が竜に襲われましてその時に身ごもり産まれたのが今の王様なのです。先代の王と王妃がこのままでは危ないと考えられまして、ウィリアム様が手を挙げられまして、彩花様を探し出しお迎えに上がりました。申し訳ございませんが、ずっと一人暮らしと見受けられたんですか、ご両親はご在宅でしょうか?」
「いたか分かりません。もの心着くころには両親はお金を入れるだけで実際には親に捨てられのと同然ですし、変な力のせいか友もいないんです。」
「そのは目覚めていたんだな。いつから、その変な力に気づいた?」
「ええっと・・・物心ついた頃には気づいたかしら?」
「早く見つけてあげられずにほんまにごめんな。これを見て何言ってるか分かるか?」
執事の人がタブレットを見てきて、竜の吠えあってるところの動画を見て彩香はすぐに分かりました。
「竜と人間の関係や、順位が狂ってるせいで統一されてないことに吠えてるんです。きちんとした順位を直してあげなきゃ、悪くなります。そうじゃなきゃ、とも食いや、人間を襲うと言うパニックを起きてますし、空腹になってます。」
「なるほど。どうしてそう思うのかな?」
「んー・・・なんで言えば分かるんでしょうか?声といいますか、気持ちが伝わるんです。この子達の声が聞こえるんです。」
「そうか。彩香さんと言う君を辛く悲しい人生を送らせてしまったな。もっと早く見つけてやれなくてすまなかった。」
「どうして、私を気にかけてくれるんでしょうか?私とウィリアム様とは初めてお会いしますし、私以外でもよろしいんじゃないでょうか?」
「彩香さん一族以外の人は食捕対象として立替えでも危険しかない。綾香さんの一族を調べさせていただきました。父上と母上の事をお聞きしますか?」
「一様、聞かせください。」
「辛くきつい現実だけど受け入れる覚悟できてますか?」
「私の居場所がない、生きる意味がないのでとりあえず聞いといても良いかと思いまして。」
「あなたと出会えたこと、生きていて良かったと思えるようにしよう。ジョアン。両親を聞かせよ。」
執事の口から事実聞かせらせても平然といました。
「おやまぁ。聞いても動揺しないんだな。」
「そうですか?私はこんなことだと思いました。王の嫁として日本で報道されたとしても両親が来るかも知れませんし、親から仕えていた人も信じていいものか分からなくて。」
「確かにな。彼は彩香さん両親に仕えていたみたいだな。」
「ええ。態度もそうですが、一番に気になったのは言葉です。祖母の時から仕えてるみたいですが、ドラウト語と違うんで他国の人なのにも関わらず日本の名前がおかしいのです。」
「なるほど。しかし、ここで話す必要ないな。これから俺が話すことはよく聞いてほしい14歳でも物分かりいいはずだ。俺の話を聞いてきちんと判断するんだ。いいな?」
「わかりました。聞いてもいいですか?」
「いいだろう。何でも言ってくれ。」
「は、はい。私の家に来た時に私を『俺の嫁になってもらう。』と言いましたが、私が聞こうとしているのと関係ありますか?」
「関係ないな。『俺が嫁になってもらう』と言ったのは、2年前に1回会った時に一目惚れしたからだ。これから話すことは、重要だから、よく聞いてほしい。調査をして分かったんだが、両親は離婚をし、それぞれ新たな家族を持っている。彩香さんは親権放棄され、国にも見放されしかも両親から家賃、生活費の金銭しか入れてないから生活が苦しいんじゃないか?」
「そうですか。調べていただきありがとうございます。」
「驚かんのだな。」
「そうでょうか?私の所に定期的にお金を入れるけど、手紙が来る時は、遅れる時か、臨時に入れる以外ないですし、会いにこないですし、名前も変わっていたので予測は着いてました。私は、小さい時に捨てられたのだと。分かりましたから、今さら、驚くことはないかと。国にも見捨てられとるのだと思うと辛いですね。」
「『思う』んじゃない。実際にもみすてられてる可能性があるんだ。それを聞く。もしか違うのであれば彩香さんをうちの国で暮らしてもらう。」
「それは花嫁としてではなく、竜たちの使い手として、来てもらうって話ですか?」
「そんなに警戒しなくていい。俺の国に来てもらうのは竜たちの使い手と言いたいが、俺の花嫁になってもらいたい。俺は、彩香さんの事が気にったからだ。1人は寂しい思いをさせた分を俺が埋めてやりたいんだよ。」
「もう。着きになります。国会でも戦いになりますよ。彩香さん。彩香さんがこれから、どうするか決めてください。時間もそんなにないはずなので。」
「私が決めてもいいんですか?」
「ああ。このままの辛い生活がいいのか、新しい生活にチャレンジするかは決めくれればいい。さぁ。彩香さんお手をどうぞ。」
「あ、ありがとう・・・ござい・・・ます。」
国会のテレビとか見るところに案内されました。
「ドラウト王国のウィリアム・ジョアス国王ようこそ日本へいらっしゃいました。後ろの女性は一般の女性は、立ち入り禁止だから、さっさと出なさい。」
「彼女を悪くいうのは許しませんよ。彼女も必要な方なのでお呼び致しました。」
「彼女が必要とはどういうことでしょうか?」
「我が国には竜がいるのは、ご存知ですよね?竜使いが日本にいると知り、探し出し、彼女の現状を調べますと、彼女は、両親の離婚そのまま捨てられ、お金を入れとけばいいと考えます。」
「じゃあ施設に入れればいいじゃない。なのになんでそんなことしないのか知りたい。」
「施設に入れればたらい回しになりますし、保護者会や、授業参会でも文句言われたことはありますか?」
「確かにないし、貰ってないわ。」
「国が配慮したんですよ。彩香さんが何するか分からないだろうと考えだろうな。」
「そうですか。このままの生活が新たな生活がと言った理由があって言ったんですよね?その・・・申し訳ないんですか、理由をお聞かせください。」
「ああ。このままの生活が新たな生活がの話だな。その前にさん付けつるのもやめるか。新たな生活に彩香専属のメイトや、執事も付けるし、沢山の勉強して、自由に彩香を行けるようにしたいし、俺は、彩香のこと好きになったから、支えてやりいんだ。」
「私にのダメに?」
「ああ。そのどうりだ。もう少しで国会に着く。話し合いまでにこのままの生活が新たな生活にするか決めて欲しい。いいか?」
「・・・分かりました。」
「あとどれ位で着く?」
「あと、20分で着きます。」
「ありがとう。彩香。中校行ってるのか?友達もいるのか?」
「あの、バイトもできる高校に通うダメに勉強中です。。友人もいなく、部活もやってないんで勉強しかやってないです。卒業後にバイトもできる高校に通えれる学校も探してます。」
「なるほどね。成績の方は分かるか?」
「私の調査ですと、優秀で名門校にも入試できるくらい優秀でございます。」
「なるほど。一年半は俺の国から、通って卒業して、20歳になる所まで俺の妹として、俺の国の勉強としきたりを学んでもらうのはどうだい?」
「ええっと、そうなりますといろいろ大変になるんじゃないでしょうか?」
「例えば?」
「学費、親が送るお金とか、家の事とかもありますし、それに、元両親がドラウト王国に乗り込んで来たらとか悩んでおります。」
「家の私物は、こちらに送ればいいし、学費は、こちらか負担しましょう。親が送る仕送りは、親が乗り込んできた時に手を打つ時に使います。俺のとこに来てくらさないかというお誘いだどうする?」
しばらく考えで答えました。
「・・・分かりました。もう1人は嫌ですし、ウィリアム王様も大変かつ手をかけさせずに済みますしね。」
「彩香は物分りのいい子だ。特別だ。俺もウィリアムと呼べ。いいな?」
「ウィリアム様。そんな事許しては。」
「構わん。こんなに話をして、急な決断をさせた俺への褒美にしかならん。そうだろ?彩香はお金も宝石も何も欲しいと思うか?」
「そのどうりです。しかし、ウィリアム様と呼んでもよろしいんでしょうか?」
「ああ。いい。そう呼べ。俺のところで学がいい。最大の愛ともてなして差し上げようぞ。」
「勿体なきお言葉です。」
「俺の国に来る際は、彩香、お前は、俺の将来の許嫁と言うことだ。何があっても俺の俺の嫁に変わらぬ事だ。いいな。」
「か、かしこまりました。」
「かしこまらなくていい。これからは普通に話しなさい。国会にいる時や国の訪問とかも俺にふさわしい女になれとは言わぬ。俺が言いたいのは無理をしないでほしいということ。何かあれば俺に遠慮なく言ってくれ。彩香の居場所を作ってやりたい。生きてて良かったと思えるようにしてやりたいんだ。」
「なんで‥なんで私にそこまでしてくださるんですか?国民、国のダメですか?ウィリアム様自身のダメでしょうか?」
「それもそうと言いたいが彩香も生きていて良かったと思う人生であったか?ないとしたら、我が国に来てよかったと思える人生にするのもいいかと思うぞ。」
「ウィリアム様。自身より国民と部下、私を幸せで代わりに自分自身の身を滅ぼす行為してるんですか?」
「その道理でございます。彩香様。自分自身の身を大切にして欲しいと願ってるのに聞き届けてくださらないので困っております。」
「昔、何があったんですか?」
「えっ?なんで?」
「ウィリアム様がテレビを拝見してる時と、私達と話してる時の顔が全然違います。ウィリアム様が私と話してる時にたくましい顔ではなく悲しく辛い顔してります。何があったとしか見えないです。」
(会ってそんなに時間経ってないのにこんなに分かるとはすごいなぁ。)
「今、我が国では竜達の理解してくれる人が多いが、竜使いがいない分、俺が王の業務と竜使いの代理をやっている。」
「もし、私がウィリアム様の嫁入りしたとしてもウィリアム様と同じ負担がかかることには変わらないのではないでしょうか?」
「いい所についてくれたな。もし、彩香がしてくれたならば2人で王の業務と竜使いを両方こなせばいい。それに、彩香は今までの苦労を労いたい。」
「私にこだわるんですか?」
「いずれ分かることでしょうが母親の血筋なんだが、彩香の母親はどどうなった?」
「他の男と結婚した。私の事、捨てられた。」
「そう。俺のところ来たら彩香の身を守られるし身の回りもしてくれるメイドや執事も付けよう。」
「ありがとうございます。」
「どうした?どこか辛いんだ?」
「捨てられた私にこんなに優しくしてくれるんですか?すごく嬉しくてしょうがないんです。それに、許嫁と行ってくれでこんな私にどうしてそんな事言ってくれるかが不思議でしょうがなかったの。」
「そうか。その涙に誓って彩香を守らせてくれないか?」
「ウィリアム・・・
ありがとう・・・ございます。」
「落ち着くまでこうしててやるからよ。」
彩香は厚い胸板に抱きつき泣き止むまで泣き続けで泣き止むと暖かいタオルくれて目を温めてる中ウィリアムは上だけ着替えました。
「やっと落ち着いたか?」
「っえ、は、はい。すみません、みっともない姿見せてしまって。」
「気にしなくていい。相当辛い思いをなさっていたのは変わらないんだからよ。行けるか?」
「はい。行けます。話し合いはいつ始まるんですか?」
「30分後に始まる。ゆっくり参るか。彩香、お手をどうぞ。」
「は、はい。」
彩香はウィリアム様の手を取り国会議事堂のとある部屋に入へ行き席に着きました。
「ドラウト王国ウィリアム王よ。なぜにこの国に参り、何しに来たのですか?」
「何に?どうしてと言うのか?我が国の竜使いと我が花嫁を探しに参りましたが、もう見つけたのでお連れしました。」
「何だって、『竜使い』と『花嫁探し』だと。それに、見つけたってドラウト王国に生け贄として捧げろというのですか?本当に困ります。何人も捧げるというのは命を捧げるのと同じことでしょう?」
「いいえそう事ではありません。彼女・・・羽鳥彩香さんが竜使いの一族であり、私の花嫁として見つけたのです。」
「彼女は一般市民だぞ。彼女を差し出すのはおかしいのではないでしょうが?」
「おかしく感じるのは仕方ないでしょう。彼女は不思議な力の持ち主でありながら、もの心つく頃から誰もこの子を助けてあげなかったという調査で、すでに分かってるんです。調査の結果も、持ってきている。この子の孤独、ちゃんとした食事をしていないから、中学の平均の身長ではない。」
「それは個人差ではないでしょうか?」
「それだけではない。この日本も含め育児放棄で養護施設に入れてる子が多いがこの子だけ家でもの心つく頃から1人でお金だけ入れるだけの生活していた。なぜこの子だけ1人で1人暮らししていたが知ってるが?」
「彼女の嘘でしょう。1人で暮らしてると言う嘘をついて、ウィリアム王と仲良く、いや、結婚目的で。」
ウィリアム王は彼女の彩花の顔みて言いました。
「彩香、言いたいことがあれば言いな。」
「ウィリアム。言いんですか?」
「ああ。いいんだよ。彩香は少しムカついたことあるなら、言いなさい。」
「はい。私は、ウィリアム様に嘘を着いておりません。ウィリアム様が私に調査の結果を教えていた頂きましたし、私から、ウィリアム様に好意を持って行く余裕はありません。ウィリアム様が私を探し、お会いに来てくださったのです。」
「嘘つき女は引っ込め。」
「嘘つきはそちらであろう。証拠を見せて差し上げろ。」
「はっ。こちらは昨日まで調べまとめたものでございます。全てが議員方が行っていたものも含まられてます。」
確認してざわめきと同様してました。
「そちらの要求は、な、なんですか?」
「要求はしません。ただ、彩香を迎えに来たのと議員さんにご挨拶に上がりに来たのですよ。この証拠は闇に葬り去っとく分、今後このようなことなさること自体があれば許さないですよ。」
怖い感じで伝えるとみんなは怯えながら、返事をしました。
「彩香達、行こうか?」
「はい。」
ウィリアム様たちは車に乗ると動きたしだしました。
「・・・あの・・・ウィリアム様、先ほど助けて頂きありがとうございます。」
「気にする事はない。どこに向かってるのかが気になるではないか?」
「はい。私は、学校も家もあるんですかどうなるのかが気になりまして。」
「今、空港に向かっておる。彩香達と共にドラウト王国に来てもらう。学校は、宮殿から通えばいい。」
「そんなことしても大丈夫なんですか?」
「彩香には全て身につけれると信じておるから。」
「どうして私を信じてくださるんですか?」
「私が道で困ってる時に声をかけてくださった時のこと覚えておりますか?」
「・・・年寄りの姿でお聞きになった方ですか?」
「ご名答。彼に演じで貰ったんだ。助けた上に覚えておったか。それに、動物達と話をしてたという話を聞いて、見て彩香に辛さを知ったからこそ、俺のところに来てもらいたいと感じたんだ。どうだ?俺のところに来るか?彩香。」
(この方達を信じるかは、まだ分からない分、行って見極めなきゃいけないかしら。)
「・・・わかりました。ついて行きます。」
「本当に来てくれるのか?」
「はい。お世話になります。」
「律儀だなぁ。気にするな。俺だちはファミリーだろ。仲良くろうな。」
「はい。って荷物とかもまとめてないんですけど。」
「気にするな。俺の配下が荷物まとめて、持ってきてくれる。今日、学校休みだろ?俺達と一緒にドラウト王国に来てくれるか?」
「はい。」
ドラウト王国でいろいろ大変な事が起きることは予想つかないことが多くなる。
空港に着き王族が乗る飛行機に乗る時日本のSPに睨まれるし、飛行機内てはウィリアム様と彩香の待遇が違かう事に戸惑っているとウィリアム様が気づき彩香の待遇の変えてくれよとしてくれるのが彩香は困ってました。
「どうした?なにとまとっている。遠慮せずに言いなされ。」
「は、はい。1つ聞かせください。」
「なんだ?言ってみなさい。」
「はい。私は国家議員達や日本のSP達にかなり睨まれるし、ウィリアム様の専属のメイドや執事達が私との態様が違う・・・私は迷惑になってるのではないかとか、存在が困るのかとか悩んでました。事実上、どうなんですか?」
「・・・竜は恐ろしい生き物と考えられておる。彩香に睨むのは生活で1人だったって事の真意を知らなかったことによるもの。俺の国から、俺が来ること自体が怖かったんだろうな。気にすることは無い。新たなる生活になれるように努力をしていこうぜ。」
「はい。よろしくお願いします。」
彩香自信がある時までは恋はしないと決めていた。
しかし愛と言う恋の歯車が動き始めていた。
日本を立って何時間だったんだろうか・・・かなり時間が経っていて、ウィリアム様と話もないまま困っていると・・・。
「どうした?窓の外見てるけど何か困ることはあるのか?」
「とこがて乗りかえるのですか?」
「我が国の隣国に竜を待機させている。そこで乗っていく。」
「えっ、待ってください。私もそのドラゴンも乗るんですか?」
「もちろんだ。それも一人で乗ってもらう。おとなしい子だから、安心しろ。」
「おとなしいとか危険とかいう以前に乗り物のような言い方ですけど大丈夫なんですか?」
「彩花の言いたいことは分かるが、我が国は、飛行機というものを禁止している。俺は、竜になって行けるが竜の子達は難しいんだよなぁ。」
「性格の問題ですか?」
「気難しいというか、仲間と仲良く出来ない子がいるんだ。」
ドタバタとウィリアムの所に耳打ちしました。
「どういう事だ?あの子が来るはずだったろう?」
「そうなんですが、もう来ちゃってるんです。どうしますか?」
「あの・・・私、その子と話をさせてくれませんですか?」
「何を言っておる。気性の荒くて、孤独の子だぞ。危険だから、何があってからじゃ遅いんだぞ。」
「いいじゃないか?彼女は生き物と会話ができる貴重な子なのは分かるが彩香なら、気性の荒い子と会話で解決するだろうし、何が起きれば俺が態様しよう。」
「起きてからじゃ遅いことくらい了承してくださいね。」
「しぶしぶ承諾させてしまってすまないな。」
「ウィリアム様の突然の行動や発言はいつもの事ですから。そこら辺はいつものことでしょう。」
「ハハハハ。すまないな。ジョアスが幼なじみで俺の執事で良かったわ。」
「ウィリアムに助けられたから、あなたに死ぬまで使えてやろうと思うくらい心底あなたについて行きたいと感じでるんですよ。」
「ウィリアム様の幼なじみで、執事なんですか?」
「ああ。俺の専属の執事で自分自身から名乗り、ずっと着いてきてくれている。とてもありがたい人物なんだぜ。」
「そうなんですか?とても主と部下の関係を超えた大切な関係って羨ましいですね。」
「そうですよ。彩香様もそういう関係の人に出会えると思いますよ。」
「出会えますかね?」
「出会えるさ。初めて会った時より柔らかい顔つきになりましたね。」
「そうでしょうか?まだ緊張はしてるんですけど。」
「いい表情してる。いい笑顔が増えてきている。我が国に着いたら、専属のメイドと侍女を用意しよう。」
「えっ?そんな、待ってください。急すぎませんか?」
「我が国の王で彩香は俺の妻になる人だ。慣れていてもらえるとありがたい。」
「・・・分かりました。やらせて頂きます。」
「ありがとう。気性の荒い子が来ると思わなかったな。」
「大人しい子も一緒に来てます。」
「なんで言わなかった。」
「私に話をしたくて来てくださってると考えた方がよろしいんじゃないでしょうか?」
「だとしたら?」
「もしよろしければ私にその2頭譲り下さい。」
「ちょっと待て、竜使いになるのになぜ、竜を2頭下さいなんだ?」
「竜は国に自然に暮らし、管理に近い感じじゃないですか。しかし、手に負えない子は話せば分かってくれると信じてます。その子達は孤立してる子だと思います。私の友として一緒にいてはいけない理由はあるのかという考え方です。」
「ほぅ。拝見させもらうか。もうつくしな。覚悟してやるように。いいな。」
「はい。期待に添えるよう努力していくいちぞんであります。」
ある空港に着くと二頭の竜と2人の女性が出迎えてくれました。
「ウィリアム様、本当に申し訳ございません。こちらの子を連れてる最中にこちらの子が着いてきてると思ってもみませんでした。なんて詫びていいとやら。」
「レズ、ユーフィン、どうゆう事だ?メイドや、侍女でありながらなぜこうなる。まともな仕事が出来んのだ?」
「ウィリアム様、この方は?」
「この子らは母君の専属のメイドや、侍女をしていたレズ、リンカだ。この子らは最低限の事しかできないのかなぁ?」
「本当に申し訳ございません。」
「本日つけで解雇処分とする。戻り次第、荷をまとめ、王宮から去るがいい。」
「そんなぁ。」
「ウィリアム様、働き始めてどれくらい経つんですか?」
「半年くらいだ。なんでだ?」
「酷くありませんか?親の見てた、半年はいたとはいえ、まだ分からない部分できないところあっても仕方が仕方がないじゃないでしょうか。」
「こいつらは王の命令、竜一頭扱えないようじゃ意味がない。こいつらを処罰をしようが王であるこの私が決める事たろう?しかし彩香の考えがあるなら聞かせてもらおうか?」
「こ、国王。」
「あなた達は黙ってなさい。考えないというならこの子らが王宮から去ることになるぞ。さぁ、言ってみなさい。」
「はい。個性もおとなしさ、荒いこのまちまちの竜らは扱いが難しく、王宮で働いてる人で居なくなってる人はいませんか?」
「いるが‥っは。まさか‥。」
「はい。その可能性あります。彼らへのわずかな恐怖でもあればこの子達が気づき、追い払うんでしょう。この2人を私の専属のメイド、侍女としてチャンスをあげていただけますでしょうか?お願いします。」
「‥最初で最後のチャンスとしましょう。レズ、リンカ。彩香に感謝して誠意を込めて働け。」
「は、はい。‥彩香様‥ウィリアム様‥本当に‥ありがとう‥ございます。」
「レズさん、リンカさん。よろしくお願いします。」
「私を呼び捨て構いません。リンカも呼び捨てか、リンって呼んでください。」
「これからレズ、リン。よろしく。‥ん。よしよし。本当に?ありがとう。ドラウト王国まで運んでくれるの?ありがとう。」
「こいつらの事分かるのか?」
「はい。この子達の言葉分かります。気持ちも手に取るように分かります。」
「彩香の生き物と会話ができる力だな。」
「この子達が『俺達の領土に入ってくる人間は恐る恐る入ってきてご飯を置いていくから、一発脅してやったら王
宮からも去っていった。臆病者ばっかりだが、レズとリンは脅しも屈折に頑張ってきてくれてる2人と私しか信じていない。レズ、リン。ありがとう。』って、言っております。」
「私達の事を褒めてくれた、認めてくれた‥」
「竜たちの世話できて、お礼を言ってくれたことにうれしくて言葉がでないです。」
「それで竜使いを嫌がっていたのか。彩香、リズ、リンカ。3人で竜使いの職に任命する。心してやるよ宮からも去っていった。臆病者ばっかりだが、レズとリンは脅しも屈折に頑張ってきてくれてる2人と私しか信じていない。レズ、リン。ありがとう。』って、言っております。」
「私達の事を褒めてくれた、認めてくれた‥」
「竜たちの世話できて、お礼を言ってくれたことにうれしくて言葉がでないです。」
「それで竜使いを嫌がっていたのか。彩香、リズ、リンカ。3人で竜使いの職に任命する。心してやるように。」
「はい。」
「リズ、リンカはどうやってきたんだ?」
「この子達が急に背中に乗せてくれてここまで来たんです。彩香様。私の後ろにお乗りください。」
「では、私はサポートさせて頂きます。では準備させていただきます。さぁお乗りください。」
「は、はい。」
リズ、リンカ、彩香は竜の背中に乗せてもらい出発をして上空のなか、下の街の風景や、海、雲どれも新鮮ですごく驚く事が多く、彩香はかなりちっぽけな人間だと思わず涙が出てきた。
「あ、彩香様、どうなされました?こ、怖いんですか?」
首を横に振りながら、言いました。
「違うの。わ、私がこんなにちっぽけだなんで思うと涙が出てきちゃったの。」
「彩香様は、ちっぽけってどういうことでしょうか?」
「ついさっきまでハウストストリートチルドレンでしたの。密かに暮らしていた私に救ってくれたのはウィリアム様でしたの。こんな私でも幸せでいいのかと悩みます。」
「彩香様がこれから幸せになり、皆さんを幸せを与えください。私達2人と竜達の願いなのです。私達も支えますから。」
「ありがとう。2人とも。」
「1つ聞いてもいいでしょうか?」
「なんでしょうか?」
「ハウストストリートチルドレンってなんですか?」
「ストリートチルドレンは路上生活をするんですが、ハウストストリートチルドレンは人が住んでない、住めない家に暮らす子供達の事を言うんです。」
「しかし、彩香の家に伺った時にお金しか入れてないと聞いたがそれでもハウストストリートチルドレンなのか?」
「それはどうでしょうか?事実上両親の顔も見たことも会ったこともない子が多い。私も両親の顔を見たことが無いんですが、お金はポストにしか入れてないから、本当に困ってるのよねぇ。」
「他の子供達はどうしてるんだ?」
「他の大人達の協力してくれてるおかげで子供達みんなは今日と言う今日を生き延びてます。」
「そうか。周りの優しい大人達によって生きていられるんだな。」
「はい。大人の社会の仕組みを知った子供が大人になって、ハウストストリートチルドレン達をた助けていくと言う繰り返していく世界なんです。」
「そのいい関係を広げていきたいね。人と人との優しい輪を広げる駄目に努力していこう。そのダメに彩香の力も必要だ。彩香、力を貸してくれるか?」
「‥‥こんな私にどんなメリットがあるんでしょうか?」
「今わからなくていい。ゆっくり自分の居場所を見つけていけばいいし、俺らが住む王宮も彩香の新しい家になる。さぁ、彩香。家へ帰ろう。」
「私の新しい家に住んでいいんですか?」
「ああ。もちろんだ。彩香はもう家族だろう。だがら新しい家に帰って来ていいんだよ。」
「新しい家に・・・新しい家族・・・。よろしくお願いします。」
「あらあら泣かないでください。これからなのに。」
「リンカ。彩香様は、私達が新しい家族と家だって言ってくれたことがとても嬉しかったのよ。私達だって、彩香様に助けていだた時にとても嬉しかったとても嬉しくなかったの?」
「もちろん、嬉しかったです。それに彩香様の身の周りの世話をさせてもらえると言うなら、かなり幸せのこと以外ありませんわ。」
「2人とも、彩花の話ばっかりだな。」
「いいじゃないでしょうか?彩香様に助けていただいたお礼は物でも言葉でも出来ないんです。身の周りの世話しか出来ないことくらい分かっております。」
「そうか。思う存分、やりなさい。後悔の内容に。」
「はい。彩花様。見てください。竜達を。もう少しでドラウト王国ですよ。」
リズが指を指す先を見ると竜達がゆっくりとした生活をしていて、その先に大きなお城と街が見えてきました。
「あれがドラウト・・・王国?」
「ああ。あれがドラウト王国だ。彩香にとって人生を変わるいい世界になるだろう。最初はゆっくりと楽しんでこい。」
「は、はい。・・・ゆっくり楽しめって言われてもどう楽しめばいいのかしら?」
「大丈夫ですよ。私達が案内しますよ。洋服や、市場に雑貨、本など好きなどころ連れていかせてくださいな。」
「2人で行かせないわよ。3人で行くでしょ?」
「リズ、リンカ。彩香にダメ語になってるな。」
「も、申し訳ございません。気楽に話してたわけじゃございません。」
「ウィリアム様。口を挟むようで申し訳ございません。リズとリンカは私の専属のメイドと侍女です。ダメ語で構わないのです。私には2人が友のように久しい仲になる事をしては行けないのでしょうか?わがままかも知れませんが、2人と一緒に街に出て散策しても宜しいでしょうか?」
彩香と初めて会って数時間しか経ってないのに初めて言ってくれた言葉が『竜2頭とメイド、侍女のリズとリンカをください。』と言った願い事だった。
しかし、彩香のちょっとわがまま言うのは初めてで何言い出すか怖いかもしれない。
「わがままとは街に出て散策したいって事か?」
「はい。危険重々承知の事で言わせて頂いております。」
「無断に街に出る訳では無いから、いいとしましょう。いつ何が起きるが分からない。今日は、王宮の事を知り、街に出るのはダメなのか?」
「私に街や、王宮だけではなくこの国の学問を学べと言うことでしょうか?」
「そういう事だ。ではなければ出すわけには行かんのだ。」
「分かりました。しかし、私は、14歳で日本では、1年と半年は、学ばなければいけないです。それまでは、通っていいんですか?」
「ああ。していいと伝えたが卒業までの間は、とある豪邸で住んでもらう。レズとリンカと運転手を付けよう。週末や、長期休暇は、俺のところに帰るように。定期的に電話や、手紙をするよに。それが条件だ。いいか?」
「はい。・・・・・・っえ?ご、豪邸?」
「ああ。日本にも1軒あって、日本に2年間で全て覚えるものを覚えるように。いいな?」
「分かりました。しかし、竜使いの私を日本で暮らしていいものでょうか?」
「何が言いたい?」
「今のドラウト王国は竜の事で困っていてわざわざ日本に来たんじゃありませんか?」
「それはそうだが、日本の学業成績とかは大丈夫なのか?」
「半年から1年くらいは大丈夫よ。日本では義務教育ですから。多少の遅れてでも卒業できるわ。」
「ほう。どこから自信が出てくるんだろうな。まあいい。我が国に身を寄せて学ぼうという姿勢だけは褒めよう。」
「そりゃあどーも。」
「ほお、褒めてるのにうれしくなさそうな態度だな。もうちょっと喜んだらどうだ?」
「褒めてくださってるんですか?もの心が着くころから人と関わることも、信じることができないとはいえともウィリアム様を本物なのか?という事やウィリアム様の言葉を信じていいものかと疑問があります。」
『ほう。疑ぐり深い子だこと。過去に辛い事があったんだから仕方がないが信じる事が問題だがいずれ人を見極めるいい目、勘が冴えるだろう。』
「そうか。誰が信じられ、誰が信じられないかは、自分の目で見極めよ。それくらいなら、どうだ?できるか?」
「・・・自分の信じる道は、貫きなさいって事かしら?頑張ってみます。」
「そうか。思う存分やりなさい。後悔のないように。いいな。」
「はい。」
ドラウト王国に着くとウィリアム様は、リズとリンカを彩香をドラウト王国の王族の服に着替えせてくるように言い渡され、彩香は言われるまま着替えさせられ、ウィリアム様の前に連れてこられてウィリアム様が王の服で椅子に座ってました。
「さっきぶりですね。ウィリアム様。どうでしょうか?似合いますか?」
「ふむ。よく似合ってるぞ。彩香。」
「ありがとう。」
「女。ウィリアム様に向かってダメ口を聞くんじゃない。」
「静まれ。これから、紹介をする。彩香。ここへ。」
「はい。」
彩香はウィリアム様の横に立ちました。
「皆に彼女を紹介する。彼女は羽鳥彩香だ。彼女は竜使いにして俺の将来の妻になる。わかりやすく言えば許嫁ってわけだ。彩香を文句を言ったやつは、俺が許さないぞ。いいな。」
「はい。」
「はい。彩花様。女。ウィリアム様に向かってダメ口を聞くんじゃない。と言って申し訳ございません。」
「いいえ。知らずに言ってしまったことだと思います。私も分からない、知らないことが多いのでいろいろと教えて下さい。お願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。彩花様。」
「彩香。竜達の仕事前に来てもらって済まないな。」
「気にしないでください。竜達の事をいろいろと知りたいです。」
「行っておいで。学んできなさい。」
「はい。行ってまいります。」
彩香は、謁見の間から出てしばらくして口が開きました。
「ウィリアム様。竜達の使いと言いましたが、彩花様は竜達の威嚇で怯えたり、逃げたりしませんか?」
「むしろ食べられたりしないか、とでも心配です。」
「威嚇では怯えたり、逃げたりしてないが、食べられるかは、彼女次第かな。」
「失礼します。彩香様は竜に乗ってとこかに向かわれました。彩香様は、竜に乗られるのは心配です。」
「彩香は、竜の里に向かったのだろう。俺もちょっくら、行くとするか。」
「ウィリアム様。ウィリアム様が行かれるのは心配ですがむりなさらずに気をつけてください。」
「ああ。すまないな。」
ウィリアム様も外に行きました。
「ウィリアム様は怖そうに見えて本当に家族のような優しさがあって、いい人なんですけどねぇ。」
「彩香様を竜使いでウィリアム様の許嫁でしょ?彩香様のいい所悪い所を見つけていこうじゃないか?」
「そうだな。」
彩香は、竜達の住む竜の里でリズとリンカと合流しました。
「リズ、リン。お待たせしました。」
「よく来てくれました。ここが竜の里です。ようこそ。ここに暮らす竜達は大きさ、強さ空に飛べる子、空は飛べなけど地面に特化したした子。沢山いるんですよ。」
小さい竜達が集まってきました。
「リズ、リン。‥この子は新入りか?脅したら逃げるんじゃないか?」
「そうだな。やってやろうぜ。」
ため息を一つついた後に言いました。
「はぁ~。君たち、会話、悪巧みが私にもろに筒抜けだけど。」
竜達は驚いてました。
「初めまして羽鳥彩香と言います。かつてドラウト王国の竜使いをしていた一族の末裔です。この国に暮らしますのでよろしくお願いいたします。」
お辞儀をすると笑顔で出迎えてくれました。
大きな竜達も来て話をしてるとウィリアム様が遠くから、見てるとリズとリンカは気づき、頭を下げでウィリアム様は歩いてきた。
「随分と仲良くなってるね。」
「ウィリアムさま。そうでしょうか?私は来たばっかりなので右も左も分からないし、この国の事を学ぶ事、人間関係でも不安しかないんです。」
リズとリンカと竜達がウィリアム様の方を見つめると観念をしたかのように話し始めた。
「この国の事はリズ、リンカと俺で教えていく。人間の信頼関係は自分でしかできないとはいえ、サポートはする。4人で努力をしよう。」
「はい。よろしくお願いします。」
「不安だろうがゆっくりとこの生活を慣れていこう。今日は、疲れただろう。お部屋も用意してあるゆっくりと休みなさい。欲しいものがあれば言いなさい。用意する。」
「は、はい。ありがとうございます。」
彩花は、不安
だったがウィリアム様、リズ、リンカのおかけで不安が少しだけど取れた気がした瞬間だった。
「‥‥彩香はどうしている?」
「ハーレムのところの人達となれないみたいなので竜の里に身を置かせてもらってます。いかがいたしましょうか?」
「湯呑と食事や生活はどうしておる?」
「リズとリンカに聞いたところ食材を取りに来る以外は竜の里に身を置いているという事です。ハーレムで何があったと考えていいかと思われます。」
「って、彩香はどこいるか分かるか?」
「先ほど竜の里に向かわれたと報告があります。」
「では私も向かうとしますか。」
「ウィリアム様。日が暮れてます。探すのは難しいですよ。それでも行かれるんですか?」
「ああ。彩香の事が心配なんだ。」
「ウィリアム様。なげ彼女をこだわるのでしょうか?」
「彩香は竜使いの一族だけではない。彼女はなんて言えばいいんだろうな。気になる存在と言ったほうがいいかな。」
「ウィリアム様の口からそんなことを聞くとは思いませんでした。無事に戻ってきてください。いいですね。」
「ああ。行ってくる。」
「お気を付けていってらっしゃいませ。」
ウィリアム様は竜の里で彩香を探していると夜遅くなってきて一つ光が見えてたところで倒れてました。
目を覚ますと布団の上で彩香が声をかけてきた。
「気分はどうですか?」
「ここは?」
「ここは竜の里の‥‥そうね。竜使いが住んでいたところと言えばわかりますか?」
「だとしてもここへ?」
「覚えいないんですか?竜の姿になって私を探しにきて、疲労で倒れてたのをあの子たちが見つけてくれたですよ。」
幼い竜達がこちらをうかがってました。
「彩香、彩香。ウィリアム様は大丈夫なの?」
「大丈夫よ。疲れが出ただけよ。休めば治るわ。見つけてくれたのと心配してくれてありがとう。」
と優しい顔で撫でた後に家に戻るように促して戻り、料理を盛ってウィリアム様に出しました。
「仕事ばっかりで食事とれてないんじゃないでしょうか?少しでもいいんで召し上がってお休みなってください。」
「ああ。ありがとう。‥‥んっ。美味しい。彩香はなぜここで暮らしているんだい?ハーレム何が嫌なこととがあったのかい?私に言えない事とがあるのかい?」
しばらく沈黙が続いた後、口を開きました。
「ハーレムにいる方がウィリアム様の王妃、お妃に向いてない、竜使いなら竜使いなりの振舞えと必要最低限の荷物ともに追い出されました。リズとリンカがドラウト王国の勉強を教えていただいでる状態でして、私はドラウト王国の言葉はまだ分からない、覚えられてないんですが追い出されたことは分かりました。」
「なぜ私に言わなかった?」
「私は王宮の中もわかりませんし、行くにも行くことを拒ままれて行けないんです。私は14って歳でこの生活は日本の生活よりここだと竜達の事、ドラウト王国のことを学べて良いかもしれないです。」
「そうか。」
「なんで、怒ってますの?私は気を触ることをしましたか?」
「いや、してないよ。ハーレムで竜使いが来てもいつの間にか居なくなっている。どこでどうやって暮らしてたのかがどうして竜使いを辞めてハーレムからか立ち去ったのが知りたかった。だが彩香がこうして話してくれたから分かったんだ。よく話してくれた。大収穫だ。ありがとう。」
「何も出来てないんですがどういたしまして。今日はこちらで休んでください。」
「ああ。すまない。‥‥料理美味しい。この肉はどこで手に入れたんだ?」
「王宮やハーレムから『お前に出す肉なんでない。この野菜の余りしかない』と言われ、出される野菜が王宮やハーレムでは使われてない野菜なのかなと思いまして。ましてや街に出るとしてもお金もありませんから肉は野生動物からいただいてます。」
「‥‥。そう。町にはいったのか?」
「リズとリンカと行きました。町は賑やかで素敵でした。」
「そうか。町では、なるべく1人で歩かないように。」
「なぜでしょうか?」
「なぜが整ってない、良くないという理由だからという事だから。良いな?」
「はい。」
「しかし、いい家に住めてるな。ここまでやるのは苦労したのでは?」
「まここにある全てはリズとリンカが用意してくれたのをやったら気にったのでこのままなんですよ。お、おかしいでしょうか?」
「いや、すごくいい。しかし、ここに暮らさせるのも申し訳ないな。」
「気にしなしでください。おかわりいかがでしょうか?」
「お願いしていいか?」
「はい。」
(なんだろうこの気持ちは?なぜこんなにも心地いのは今までなかったな。しかし、こんな感情になるとはな。)
「ウィリアム様。いかがいたしました?やはりお口に合わなっかったんでしょうか?」
「そうではない。なんでいうか、落ち着く味だ。なに肉使ってるのかが知りたいな。ダメか?」
「良いですよ。熊肉の干し肉と生肉を使っています。大丈夫ですか?」
「マジで‥‥し、失礼した。しかし、こんなに味が出るものなのか?」
「苦労したかいがありますわ。ウィリアム様に食べてもらったのが初めてなんです。」
「っえ?」
「誰も食べさせさせたことないのです。ウィリアム様が初めてがウィリアム様なんです。」
「誰も食べさせたことがない?」
「はい。私の力があったせいで嫌がられ、1人で料理を作って食べてたんです。それでおいしいって言われてうれしいです。」
「そうか。薄味でちょうどいい。料理人と違った味でいい。食べに来てもいいか?たまに作ってくれるか?」
「はい。ウィリアム様が食べたいと言っていただければいつでも作らせていただきます。」
彩香がウィリアム様に嬉しそうに話をしてたら一安心したら眠くなってきたのを気づきそのままおやすみなるように促しウィリアム様がお眠りになったのを確認するした後に出入口で立ち聞きを人物を家に招き入れました。
「いつから私の存在に気づいた?」
「ウィリアム様が目が覚ましたあたりからでしょうか。ウィリアム様は気付いてなかった見たいですが。ウィリアム様の事が心配で参られたんですか?ウィリアム様の執事のリオンさん。」
「なんでもお見通しというわけか。しかし、ハーレムの事を謝らなければいけない。このどうりだ。」
「あ、頭を上げてください。ウィリアム様と話しで少しは希望も見えてきましたし、覚悟もできてます。そうだ、リオンさんも何も食べてないなら召し上がりますか?」
「ああ。いただいてもいいでょうか?」
「はい。まだあるのでどうぞ。」
「何から何まですみません。」
「謝らないでください。私自身が好きでやってますので。気にしないでください。」
「ありがとう。寝るところがなくて困ってるんじゃないか?」
とこからが鈴の音ともに立ち上がりました。
「おっ。ひっかかったか。」
「何が引っ掛かった?」
「町の人が困ってるという話になってて、実際にこれが出まわってます。」
彩香が出した紙を受け取ると嫌な顔になりました。
「これか。我らでも困ってるが彩香、これとの関係は?」
「全くないと言いたいけど、近くに生えるコケが食い荒らさられ困ってるんです。」
「ああ。竜の子達の食事が取れずに困ってるんだな。」
「はい。こちらはこちらで身を乗り出すしまいと言いたいですが、このように肉がないと困るので狩りで肉を取ってるのです。」
「なるほど。野菜と肉が手に入らないから肉を取ってどうしてるんだい?」
「町でも肉が困ってるので町で野菜とフルーツとか、服とか物の交換して生活してます。」
「竜たちはどう見ている?」
「リズ、リンカ、私で交代しながらしてます。」
「どのように?」
「2人で町の交換しに行ってる間はもう一人がここでの仕事をする。戻って来て、仕分け休憩後に3人で竜の里で竜の確認とこの国のことを教わってるんです。」
「肉の解体とかは?」
「その場で血抜きをして、夜明けギリギリに終わるんで仮眠をとってます。」
「朝早いと聞くがあまり取れてないんじゃないか?」
「仮眠で丁度いいんです。昔、日本で暮らしていて、私がいる時に物取りに、入ってくるから、返り討ちするだめに仮眠していたんです。それで身体にくせでついてるんですよ。これからどうしますか?」
「戻ります。彩花は、これからどうするんですか?」
「狩りに行きます。ここに信頼出来る子が来ます。」
「彩香。ごはんを食べに来たよ。ってリオンさんと、ウィリアム様。なんでこちらにおられんですか?」
「ウィリアム様は、私のことが心配で探しに来てくれたんだけど、疲れて倒れてたのを介護したんだけど、リオンが来たんだよ。」
「私は、失礼するよ。ウィリアム様を頼んでいいか?」
「はい。リズとリンカ、留守を 頼んでいい?」
「うん。では行ってきます。」
「いってらしゃい。」
「・・・彩花は、狩りをしていたのはしてたのは知ってたか?」
「はい。知ってました。彩香のおかけで自然を大切にして、街の人の人も肉や、農家やの農業の方々も助かってるって喜んでいたんです。」
「彩香も誰かのダメに努力してるんだな。」
「はい。しかし、絢香はとこかからなつくはずもない竜がいくつか手なつけているんです。」
「なつかない竜・・・鬼竜と黒竜か?」
「はい。2頭つづ、なつけてるんです。どうやってなつかせたのか気になります。」
「確かになつくはずもない竜で危険なんだけどな。」
「王宮に来てもらう予定だから、そん時に聞くとしよう。とりあえず王を頼みます。では行くな。」
「はっ。」
「・・・行っちゃった・・・っね。」
「・・・うん。行っちゃったね。ウィリアム様が彩香の寝とこで寝てる。どうしよう。」
「本当に彩香が困るね。」
「誰か困るって?」
「うわぁー。お化け〜。」
「うるさい。私が見えんの?」
「あ、彩香。お、驚かさないでよ。」
「本当よ。困るじゃないの。罠はどうだったの?」
「3つ罠に引っかかってた。そのうち1つが親子だっから逃がしてきた。たいたい終わったから、戻ってきた。」
「早く終わったんですね。凄いですね。」
「すごくないよ。後は切り分けるだけだよ。そこまで行ったんですか?」
「自然を壊れないですか?」
「たた狩るだけじゃなく、距離をとるんだ。町に来ないように工夫、山の状況をか確認はしているんた。」
「それって必要なこと?関係ないと思うけど。」
「町の状態は言わずども分かってますが、竜の里でも不審な傷はあったのは知ってますか?」
「何頭が傷があったわ。しかし、鬼竜と黒竜がやったんじゃないの?」
「鬼竜と黒竜も3ヶ月前に怪我をしてて動けないところを助けたら私になついたの。そこにいるから、見てくれれば分かるわ。」
彩香の言われれて見てみると鬼竜と黒竜がいて頭とも彩香に甘えてたとはいえ、身体は傷は他の傷つけられた竜よりも多くがあり他の竜達と同じ傷だった。
「ちょっと、他の子達と同じ傷。どういうとでしょうか?」
「この傷は人間の手で傷つけられたものです。確認できてるだけでも55年前後くらいの傷なの分かってます。」
「誰がこんなことをするの?」
鬼竜と黒竜の4頭がリズとリンカの涙をなめて肩を甘噛みをしてくれたことに驚いた後に笑顔の様子を見た彩香はクスクス笑いだしと瞬間、リズとリンカは彩香の方も驚きました。
「どうしたの?」
「彩香が笑ってる。始めて笑ってくれった。びっくりしたわ。しかし、他の子達と同じ傷のつき方だから、どういうことなんでしょうか?」
「良く気づいてくれたね。この傷は人間にやられた傷なんです。この子達、鬼竜と黒竜はなつかない、危険なの知ってますが実際はこのように良い子なんですよ。」
「なぜ人間に襲われてるんでょうか?」
「良い質問ね。私は竜達に教えてもらったんですけど、竜の肉や皮や歯‥全てが闇ルートで売られてるんです。こんな小さい子が力が弱い子を狙うとはね。」
「酷い。何もしてない子を狙うなんて。」
「明日の昼に話すよ。この子達を連れていくよ。」
「私たちも行きます。」
「気持ちうれしいですが、ここ、竜の里て待っていてください。何か起きた時に頼れるのはリズとリンカです。竜の事1番わかってるのも頼れるのは2人な
んです。お願いします。」
「いいですよ。何があっても彩香様の味方です。だから気を付けてください。お願いします。」
「はい。」
ウィリアム様はリオンが話してた女同士で話を聞いて安心と次の事が考えるとして寝ました。
肉の仕分けと鬼竜と黒竜を外す作業が終わりました。
「彩香様、少し仮眠してください。私達もここで仮眠しますから。」
「ありがとう。鬼竜と黒竜と一緒に仮眠してくるわ。」
「は、はい。」
「鬼竜と黒竜達、おいて。寝よう。」
4頭は彩香の言葉にうなずき近くで一緒に仮眠を取りました。
その様子を見ていたリズとリンカは、本当に疑問になりました。
「本当に悪い子達なのかなぁ?噂が悪いのかなぁ?」
「本当は、他の子達と同じいい子なのね。あんなにくっついて寝てるー。」
「信頼関係がかなり出来てるんだね。羨ましいわ。」
「彩香は声が聞こえるけど私たちは気持ちが分かるから、それを大切にしていきたいね。」
「そうだね。彩香が私達を助けてくれた、信じてくれた恩返ししていきたいね。」
「そうだね。していこうね。」
朝日が登ると同時に仕事を始めてるとウィリアム様が目が覚めて彩香のところに来たのを気づき振り向きました。
「おはようございます。朝ごはんができてのでますが、どうしますか?」
「4人でここらへんで食べないか?」
「しかし、身分が違いすぎてウィリアム様と食事をしていいのかって私たち3人は不安で仕方がありません。」
「確かに身分も違い、王と使用人の身分だ。しかし、ワガママかも知れんが俺は、食事を通して家族のありがたみを知ってほしいと分かってほしいんだ。ダメか?」
「どおしますか?」
「良いでしょう。しかし・・・」
「彩香。」
「リズ、リンカ。最後まで聞いてね。私は家族の顔も愛も分からない知らない、沢山の人に裏切られ傷つけられてきたので人を信じでいいのか今でも苦悩の日々なんですが、ウィリアム様にたいする信頼すごいの分かりますし、助けていただいた時のお言葉がとても嬉しかったですし、信じようって感じ始めたんです。信じてもいいですか?」
「・・・ああ。信じてくれ。本当のこと言ってくれて本当に嬉しいよ。ありがとうな。ご飯にしよう。」
「はい。今用意しますから、ウィリアム様。顔を洗ってきてください。」
「ああ。ありがとう。洗ってくるよ。」
ウィリアム様は顔洗って戻るとセッティングがでいていて、黒竜と鬼竜が4体来ていて、驚いてました。
「ウィリアム様。黒竜と鬼竜を見て驚いてるんですか?大丈夫ですよ。この子達はいい子で、大人しい子達ですよ。触られますか?」
「危険な生き物だぞ。触ると襲われる可能性があるんだぞ。」
「確かにそうかもしれませんが、この子達は基本臆病の子なので怖さで襲うだけの事。この子達の体を見てください。人間に襲われて傷つけられたからこそ信頼出来る人しか懐かなくなります。他の子達も同様の怪我をしております。人間と竜達の関係性が崩れて来てます。きちんと正さなければさらに悪化していきます。」
「彩香の気持ちすごく嬉しい。確かに悪化するという懸念は、その通りだな。王宮で彩香も含め話がしたい。良いか?」
「はい。」
料理を食べて落ち着いて、荷物をまとめて出発しました。
王宮に着くと黒竜と鬼竜が引いて歩いてきたのを驚いてました。
「黒竜と鬼竜が来たぞー。やばいどうしよう。」
「後ろにウィリアム様が乗っておられるぞ。」
「皆の者落ち着け。黒竜と鬼竜は、ここにいる彩香の手でてなつけておる。悪いことは起きぬ。だから、竜については、彩香に聞けば細かくわかるから安心しなさい。」
「ウィリアム様が言うのであれば、大丈夫だな。彩香様。なぜ黒竜と鬼竜が彩香だけになついてるのかお聞かせくれませんか?」
「こっちにまいれ。見せながら、話したいということだ。」
「し、しかし。」
「大丈夫ですよ。あの子達は彩香様とウィリアム様が態様ができるから、行きましょう。」
背後にリオンがいてビックリした後、渋々ウィリアム様がいる所まで降りてきました。
「教えてください。お願いします。」
「彩香。頼んでいいか?」
「はい。黒竜と鬼竜達の体を見てください。この傷は人間の手で付けられた傷なんです。他の子達も同じ傷をつけられており誰にやられたのか確認したら、3人にやられておりそのうち2人は死んでます。あと一人は誰なのかは分かっております。」
「なるほど、誰なんだい?」
「中村冬樹って人です。私に竜についているんです。ドラウト王国の竜の事をよく話してるんです。」
「中村冬樹と言ったな?」
「ご存知なんですか?」
「ああ。彩花の両親の使えてた方だ。しかし、なぜ、竜に傷つけると思うんだ?さらに理由があるからとしか見えんぞ。」
「『竜の呪い』ってご存知ですか?竜を殺せば必ず報復が来ます。中村冬樹の右腕に竜の鱗がございました。聞いても秘密と言ってたので、すぐに竜の呪いと竜に傷をつけたのだとわかりました。」
「なるほど。しかし、彩香を日本に連れ戻しに来る上に傷をつけに来るだろう。手立てを打たなければ彩香も、竜立ちが危険にみまわれるだろう。」
「私、言ってもいいでしょうか?」
「彩香どうした?」
「私を連れ戻しに来るのと、竜を危害を与えるには、日本国会に私は、騙されて連れていかれた、どんな手を使ってても、日本に連れ戻してくれと提出する可能性があります。」
「確かにそうなるとしたら、彩香が1番、鍵になるだろうな。」
「戦争になった場合、彩香様も利用するのでしょうか?」
「彩香。もし、そうなれば彩香は、どんな役目を行うのかは理解・・・しておるよな?」
「はい。竜達は脅かすダメの支持役、会談では、私自身の気持ち、考えを伝えるという事でよろしいでしょうか?」
「よく分かっておるじゃないか。彼は、彩香の前に1度は、現れるだろう。彩香と会話が心配だが、罠を仕掛けるが彩香、いいか?」
「はい。」
「彩香様。お1つ確認させてくれないか?」
「はい。なんでしょうか?」
「ウィリアム様の事、お好きでしょうか?来てから、なんだかんだで顔色見せてないから、気になってるんだよな。」
その言葉を聞いたどたんに顔が赤くなりながら、言いました。
「えっ、えーと・・・い、言わないと行けないんでしょうか?」
「・・・ッブワハハハハ。言わなくていい。その態度で十分だ。皆の者そう思わんか?」
「そうですね。しかし、中村冬樹て男が彩香様にどこから、接触するか分からないんですが、どうしましょうか?」
「ハーレムに死角はありますよね?そこで1回手を打てるかやってみますか?」
「・・・直接竜の里にこられても困るな。」
役人が来て、ウィリアム様に耳打ちをしました。
「ほう。なるほど。彩香。来てるそうだ。1回手を打ってくれ。」
「はい。急いで着替えてやってきます。」
「まいれ。」
「はい。」
ハーレムのところで急いで気かえて、窓際でウィリアム様は、見えないところで待機しつつ、彩香は寂しく、外を眺めていると、中村冬樹が外から、声をかけてきました。
「彩香様。ああ。なんで哀れな姿なんでしょうか。」
「あら。中村さん。お久しぶりですね。お元気そうですね。」
「お久しぶりです。そんなに辛いのであれば、日本に帰りましょう。」
「・・・出来ないわ。あの方に恋してしまったの。それで、あの方に死ぬまでお使えしたいと思うの。だから、あなたと一緒に帰れないわ。ごめんなさい。」
「あの方とはどなたなんです?あの方と恋したとは、どういうことでしょうか?」
「・・・ウィリアム様。ここ、ドラウト王国の王様に恋をしてしまったの。お互いが愛し合ってますの。だから、帰れないし、帰る気にもなりませんわ。」
「そんなぁ。彩香様。母上と父上にお会いしたいとか思いませんか?できるようにしますから。」
「それはしなくていいわ。両親も、私も知らないですよの。それに両親は、それぞれ再婚をして子供までいますでしょ?私が逢いにいくのも、あなた達の姉、長女よって言うのは、大変失礼ですから、行かないのですの。」
「じゃ、じゃあ、ウィリアムって方はかなりやり手で危険なんだ。たがらここから行きましょう。」
「なんでウィリアム様のこと知ってるわけ?ウィリアム様の事話したことないのに。」
「良いですから行きましょう。」
しばらく沈黙してる彩香に対して中村冬樹は早く日本に行くことを進めるがあやかは切れて重い口を開いた。
「いい加減にしなさい。中村冬樹。ウィリアム様の悪口を言うのもいう事は許しません。ウィリアム様の理解しないあなた。孤独だった私に光と愛をくれた上にここへ連れてくださり仕事もくれた。こんな幸せなのにあなたにうばわれる方が不愉快で仕方がありませんわ。中村冬樹は1人で日本へ帰りなさい。二度とここへ来ることを許しません。わかりましたか?」
「そんな事を言わないでください。洗脳されてるんですか?」
「しつこいですよ。警備隊呼びますよ。」
「そんな嘘つかないでください。さぁ行きましょう。」
ウィリアム様は部下と彩香に合図と共に動き出した。
「彩香。どうした?」
「ウィリアム様。昔の人が私を強制的に日本へ連れて帰ろうとしてますの。私、日本に帰りたくもないです。ずっと、ウィリアム様の側に居たいのに。」
「・・・そこの君。警備隊にそこの者を日本へ強制送還しろ。」
「はっ。」
「ウィリアム。彩香を洗脳したな。」
ウィリアム様は、中村冬樹を睨みつけたあと彩香にKissをしてドヤ顔してやり、中村冬樹はショックだったのと強制送還されました。
「お疲れ。彩香。とりあえず、彩香が日本に帰らずに済んだが中村冬樹って男が次になにするがわからん。」
「ウィリアム様。戦になれば私ももちろん出なければ行けないんですよね?」
「そうなるな。世界にいる子達の静かに暮らすダメに世界にいる子達の力を借りたい。そのダメに彩香の力が必要だ。出来るか?」
「わ、私でいいんでしょうか?」
「彩香様がいてくださるだけで違います。ウィリアム様がこんなにも変わられたことにすごく驚いているんですよ。彩香様に出会えた事に感謝をしなくてはいけませんね。」
「肌を重ねた分だけでウィリアム様が変わられたんですかね。」
「それはそれで気になりますね。」
「お前らなー。」
「まあまあ。ウィリアム様。心を重ねた分だけで変わられたんじゃないですよね。」
「そうだな。俺自身も変わられたのも彩香のおかげだな。ありがとうな。後で行くからな。良いか?」
「はい。お待ちしております。」
ウィリアム様は彩香のおでこに優しいキスをして戻っていきました。
彩香はウィリアム様がキスしたおでこを触りつつ頬を赤らめていると部下たちがニダニダしながら話しかけてきた。
「今朝、ウィリアム様が帰ってきてましたがまさが彩香の暮らしている竜の里にいたの?竜の里とここの暮らしは慣れたか?」
「そ、それは秘密です。竜の里もここの国の方々によくしていただいて本当にうれしいことばっかりです。」
「男性のみなさん、彩香様お疲れなので休ませてあげてもよろしいでしょうか?」
「おっ、おう。休んだら気を付けて帰るんだよ。」
「は、はい。ありがとうございます。」
「彩香さま。ウィリアム様の許嫁とは知らずに数々のご無礼をお許しください。」
「良いんですよ。竜使いなので仕方がありませんよ。」
「必要な物があれば言っていただければ御用いだします。」
「今は大丈夫です。それに助けてくれた事に感謝します。ありがとうございます。」
「いえ、大した事出来てないです。」
「あの休まれた後、どうやって帰られるんですか?」
「闇竜と鬼竜に乗ってきたので、それに乗って帰ります。」
「あの、お食事を召し上がりますか?」
「竜の里に使用人に用意してありますから、そちらで食べますわ。食材を用意して、積んでおいてくれると嬉しいわ。」
「その様にしときますわ。」
「あの、黒竜と鬼竜にさ、触らせてもらっても良いですか?」
「あの子たちが許せばの話ですが。」
「あの子たちは何か理由があって触るのが難しいんでしょうか?」
「人に傷つけられているから、触らせて
くれるか分らないの。ごめんなさい。」
「謝らないでください。触れなかったときは我慢しますから。」
「ウィリアム様に竜の里で竜を触れないか相談してみたらいかがですか?言えなければ私が相談をいだしますか?」
「行ってもいいんですか?私達、終わりましたら、ウィリアム様にご相談してきますね。」
「ええ。黒竜と鬼竜が心配なので行きますね。」
「はい。準備させていただきます。」
準備が終わって、彩香は黒竜と鬼竜をなでてるとドスンと鈍い音がしてみてい見るとウィリアム様が舵を取る席の隣で足を組んで黒竜と鬼竜じゃれあう彩香を眺めていて、見て彩香は違和感を感じて彩香はすぐに降りて去るように伝えても降りずに見つめていて困ってるととこからが声がしてウィリアム様が来て、話をして座っている奴の被り物をはぎ取ると中村冬樹の親友だった。
「宮下雪堅さん。なんでここにおるんですか?」
「知り合いか?」
「中村冬樹の親友だと聞いたことあります。」
「あなたの目的はなんだ?」
「中村冬樹の指示で羽鳥彩香を連れて日本に帰還するという話だったが彩香さんを見ていて気が変わった。彩香さんに協力してやる。」
「親友じゃないの?」
「だったんだけと、あいつのやり方が気に食わない。彩香さんの事聞いて、見てて悪いことを染めるくらいならあなたに手を貸したほうがマシだと思う。」
「彩香どう思う?」
「中村冬樹にしばかられていて辛かったのではないでしょうか?泣きたいが泣けなかったのでは?」
宮下雪堅が急に泣き出して2人はびっくりしてました。
「あいつは、動物や人をいじめ、傷を平気で傷を着けていて、止める忠告をしても聞くところが無関係の俺も同罪にされて困っているんだ。」
「しばらく彩香の執事をしてみるか?」
「ウィリアム様。」
「彩香。彼をしばらく信じられるか、様子を見てほしい。彩香。できるか?」
「・・・・・・。わかりました。もし、中村冬樹と同じことでしたら、竜の肥えためにぶち込んであげますから。覚悟しといてくださいね。」
二人揃って彩香は時にやるときはやる女子だなと恐ろしいと感じた瞬間だった。
「ウィリアム様。これから、どうなされますか?」
「竜の里に行くが二人乗りで困ったな。」
「だろうと思いまして、リーフィンおいで。」
「キューキュッキュッ。」
鳴き声共に大きな二足歩行竜が来て、彩香に甘えてました。
「ダメじゃない。着いてきちゃ。・・・もー。でも来てくれてありがとうね。んっ。」
「あ、彩香。その子は?」
「この子はリーフィン。この子の種類が戦いで使われていた種類だったんだけど、ウィリアム様が戦うのを好まないらしいから、竜の里に暮らしてたんだけど、私と私の使用人になついちゃったんだけど、この子は特に私になついていて、後に着いてきて私の真似事をしてるんですよ。」
「そうか。背中を乗せてくれるか?」
「リーフィン、私を乗せてくれる?」
嬉しそうに頬をこすりつけました。
「そう。ありがとう。私ならいいって。」
「なら行こうか。」
「君たちも力貸してくれる?‥ありがとう。」
彩香はリーフィンの背にまたがり、彩香が筆頭に出発してしばらく歩かせながら宮下はウィリアムに聞いてました。
「ウィリアム様。竜は人に懐くことはないんですよね?」
「ああ。懐くことはない。しかし、彩香は特別な力のあるおかげか仲良くなってるんです。竜事なら、彩香に任せてる。」
「竜達は人間に背を乗せてくれないが彩香様は特別に載せてくれるってことはそうとう信頼してるってことなんですね。」
「そう言うことになる。彩香。どうした?」
急にスピードを出したんでびっくりしてた。
「土砂崩れが起きます。ここを早く離脱します。みんな、スピードを上げられる?行くよ。」
彩香の一声でスピードを上げました。
「あわわ。スピードを上げたしたが大丈夫なのか?」
「彩香を見つつ自分の意思で動いておるだろう。」
広いところに出たところで土砂崩れが起きてひと安心しました。
「危機一髪でしたわ。みんなありがとう。」
「無茶をするな。」
「仕方が無いんです。ここは、土砂崩れが起きない場所なんです。人の手でやったのかもしれないです。」
「ああ。ここは整備をして、チェックは良くしておるところだ。土砂崩れは起きない場所になっておるはずた。」
「もしかして、中村冬樹の指示で動いている人がいるってこと?」
「だとしたら親友を裏切った俺も殺そうとしたってことになるのか?くそ。こんなかわええこの下で働ける幸せを掴めたのにくやしい。」
「宮下。大丈夫だ。彩香は、こっちに来て半年だが危機は早く気づく強運持ち主だ。俺も彩香に強運のおかげで助かっておる。頼ってもいいんだよ。」
「私の力だけてはないんですよ。この子達の力もあっての本来の力が発揮されるんですよ。もう少しで着きますよ。」
「そっちに水がある。」
「そっちは、川ですね。めっちゃそこまで見えて綺麗なんですよ。」
「見てみたいです。魚もいるんですか?」
「フフフ。あとて見てごらん。綺麗さと魚どんなのいるか見て見るのもいいわね。」
ウィリアム様が宮下に耳打ちしました。
「彩香の昔のこと知ってますか?」
「冬樹に昔の事を話してくれたのと見た事もありますか、めっちゃ暗く誰も近づくの嫌な感じでしたが、今は、こんなにも明るかったのかと驚きました。」
「半年もの間こっちの生活で変わってくれてうれしいなと思うし、ここの国で死ぬまで暮らして欲しいって願っているんですよね。」
「ウィリアム様、何言っておられるんですか?ウィリアム様がドラウト王国に連れてこられて不安でしたが今では感謝しているんですよ。竜使いって責任のある仕事をさせてもらってうれしいです。」
「この国の学ぼうとする努力をほめてあげるよ。」
「ウィリアム様。私は、まだまだですよ。私は半年とはいえまだまだ分からないことも、出来ないことも多いです。」
「日本にいる時から敬語を話しておる。誰に対してもなぁ。」
「自分が知ってる限りでは彩香様は昔、老婦人にある言葉で自分自身が敬語でいられた。そして、和が好きなんですよ。」
「宮下、なんでそこまで知ってるわけ?誰も言った事がないのに。」
「いや、実は井草関連とお茶がなければ落ち着かないんじゃありませんか?」
「彩香、そうなのか?」
「‥‥。はい。落ち着かなくて困ってるのは確かです。言えなくて申し訳ございません。」
「いや、気づいてやれなくてすまなかった。使い慣れたものがいいだろう?日本から取り寄せようか?」
「あの、わがままを言うのは申し訳ないんですが‥‥お願いします。」
「おお。正直言ってくれた‥。わかった。戻ったらすぐに取り寄せよう。」
「あ、ありがとうございます。」
竜の里に入り竜達が見えるが彩香の家が無いように見えた。
「彩香。彩香の家は見当たらないんだが、どこにあるんだっけ?」
「竜の里の入り口当たりで私が暮らしているのはもっと先になります。」
「遠くに拠点として置いてるみたいだか、意味があるのか?」
「私は、竜使い見習いです。プロの竜使いになるにはリフィル様に認められ、杖を作り仕上げをしてもらってやっと1人前と言われてるみたいなんです。」
「彩香。王宮でなに遊んでいた?今日、一人前のテストは無しです。」
「リフィル様。理由を聞いてください。」
「王宮行って遊んでたとしか聞こえんわ。」
「リフィル様、ウィリアム様が来ています。ウィリアム様に真実聞いてください。」
「うるさい。あっちに行きな。」
「あっ。」
「彩香。」
彩香は川に落ちた。
川がかなり浅く、彩香は泳げず溺れていると宮下が助けてくれました。
「彩香様、大丈夫?」
「溺れて居なくなればよかったのに。」
「リフィル、いい加減しろ。試験官と竜使い補佐を解任する。」
「ユリアナ。私が決める事よ。あなたは下がりなさい。」
「ウィリアム様が確認してます。最終決断するのはウィリアム様だ。ウィリアム様。お願いします。彩香様。タオル使ってください。暖かいところで温まってください。」
「ありがとうございます。」
「ユリアナ。すまない。リフィル。俺の用で来てもらってのを遊んでいたとして片付け、聞く耳持たないあなたを試験官と竜使い補佐を解任する。ドラウト王国の隅で暮らしなさい。」
「きゅ、急すぎます。任期までまだあります。それまでやらせてください。」
「ダメだ。現在、俺の許嫁になんて言った?『溺れて居なくなればいいのに』と言ったな。俺らの前から、いなくなれよ。」
「〜〜〜。羽鳥彩香。最後に私と戦いなさい。」
「っえ?ウィリアム様?」
「彩香、できるか?」
「・・・はい。やらせてください。」
「ウィリアム様。彩香は、プロの竜使いです。杖も自分の手で作ってあります。」
「そうか。俺の女が勝つな。」
「ウフフ。彩香様の事がお好きなんですね。ですが彩香様の強いですし、覚えもかなりいいです。日本で色々と学んでいたみたいで勝てます。」
「ほお。楽しみだな。」
「彩香様。はい。」
「リズとリンカ。ありがとう。助かります。」
リズとリンカが彩香に渡れたのを付けてる時に何かを見つけた。
「彩香。ちょっと待て。杖と剣の精製とつけるのは私が許してないわ。」
「こないだユリアナ様に合格と仕上げしててただきましたの。だから私はプロの竜使いです。お互いプロの竜使いで頭の回転速さって言うのをお見せいだします。お覚悟を」
「場数の違いを見せて差し上げますわ。」
彩香は相手の懐に入り込んでいきなり切り込んでよろけたところを叩きこみました。
「場数を見せると言いましたが私の方が上でしたね。」
「そこまで。彩香の言うどうり。彩香が全てうわまっていた。分かったなら明日の正午までに荷物をまとめて国の端へ行きなさい。」
「かしこまりました。」
リフィルのせはとこが寂しく孤独を感じました。
「彩香。誠にお見事だった。彼女の行き先と仕事はあるから安心して仕事するがいい。」
「彩香様。ウィリアム様所の仕事の際は私とリズとリンカでやらせてもらうから彩香様は後悔しないように思う存分やってきなさい。」
嬉しそうに返事をして、仕事をしていた。
ある日、ウィリアム様に呼ばれて行くとディスクの上に封が開いた手紙が置いたありました。
「よく来てくれた彩香。」
「ウィリアム様。私を側に置きたくて呼んだの?」
「彩香と愛を深めたいって言いが日本の政府が私が彩香を洗脳していると言っておる。」
「それで後日ドラウト王国に見られるんですか?」
「ああ。彩香は洗脳していると聞いても反応しないんだな。」
「正直、驚いておりますし、いちいち反応してもキリがありませんわ。しかもウィリアム様の許嫁ですよ。ウィリアム様の隣に立てるよう‥‥立ちたいんですがよろしいでしょうか?」
「随分と甘えるじゃないか。そのダメに彩香なりに努力してきたんだろ?日にちも彩香に2種類の服も決まっておる。」
「2種類?ウィリアム様の隣に立つ以外にあると考えていいんでしょうか?」
「察しがいいんだな。そのどうり。カラコンして竜達と迎えに行って欲しい。良いか?」
「その仕事を承らせていただきます。」
「リオンも何かと忙しい。彩香にしてもらいたい。護衛もつける。彩香は言わなくても目を見ればわかる。」
「嬉しいです。ウィリアム様の気持ちは見なくても分かりますわ。」
「2泊3日の滞在するから、食事とデザート5種類と、飲み物を彩香がしてくれるかな?」
「かしこまりました。努力をさせていただきます。」
「この後の予定は?」
「とりあえずキッチン寄ってから竜の里に戻りますね。」
「ああ。気を付けて行くんだよ。」
「はい。失礼します。」
彩香は出ていきました。
「ウィリアム様。彩香に任していいんでしょうか?」
「ああ。料理長と味で理解しあうまで話しておってな。俺に出した料理が一段と美味しかった。リオンも一口食べてみるといい。」
「は、はぁ。」
リオンも料理を食べてみると違いが一目瞭然だった。
「腕上げましたか?」
「いいや。料理長も味に行き詰ってた頃を彩香と導いたのがこの味で新たなる料理も2人で作り
上げておる。」
「彩香様がいい刺激になってるんですね。」
「そうなる。明るくなっただろう。」
「当日の服装と警備はこれでいいですか?」
「‥‥ん。これで頼む。彩香も気合が入っておる。気合が失せる、悲しい顔を見たくないな。」
「そうですね。彩香様のおがけでさらに良い方向へ向かっておる事には変わりません。ウィリアム様。やすやすと日本へ引きわ出さないようお願いいたします。」
「わかっておる。彩香自身も覚悟をして臨むんだ。俺らも答えられるようにしてやろう。」
「はい。」
当日、日本から総理大臣と総理婦人が来日してきた。
日本のメディアもすごかったが彩香はいつもどうりに動き、握手しながら挨拶をした。
「お久しぶりですね。お変わりなさそうでなによりです。」
「ええ。お久しぶりです。総理大臣もお元気で嬉しいですわ。」
「ドラウト王国のウィリアム国王の許嫁と竜使になられた彩香様ですか?」
「お初にかかります。はい。私がそうです。本日、総理夫人にお目にかかれて嬉しゅうございます。」
「彩香。王宮までこれで頼めるか?」
「はい。任せ下さい。」
「彩香様。この子達を触っても大丈夫ですか?」
「大人しいのでこのように触っていただければ大丈夫です。」
「おおー。すりすりしてる。つぶらな瞳で見つめていていいですね。」
「ドラウト王国にしかいないんですか?」
「そうですね。人間と竜の共存できるのはドラウト王国ならではですね。」
「彩香様は竜使いとウィリアム国王の花嫁としてどうですか?」
「その話は今夜の晩餐でもいかがですか?」
「まあ。ありがとうございます。」
「では竜の馬車でご案内させていただきます。彩香。」
「かしこまりました。お乗りください。準備ができ次第出発いだします。」
「彩香様は乗らないの?」
「私は竜使いの仕事がございますので失礼します。」
竜使いの仕事や見せてもらいますか?」
彩香はリズとリンカに指示を出しつつリーフィンを呼び出しまたがると準備ができ次第出発しました。
「彩香を見ておりますが、すごいと思いますか?」
「竜は危険とお聞きしますが彩香様は大丈夫なんですか?」
「彼女は声が聴く力があり、それなりの対処ができます。初めて会ったより良い顔します。」
「ほぉ。久しぶりに会いますが、中村冬樹って男が彩香は洗脳していると話しておると聞いておりましたがお互い
が思いやり愛し合っておるのがわかりました。」
「目だけではなく気持ちで済むんですよ。」
「まぁ。もう、おしとり夫婦なんですね。」
「誤解が解けて良かったです。」
「誤解してすまなかった。」
「良いんですよ。もう終わった事ですし。これからの話しましょう。」
「はい。そうですね。」
ウィリアムは彩香にアイコンタクトでルート変更しました。
「あれどちらへ?」
「最初に竜の里に向かうように願いました。」
「竜の里?」
「竜が暮らす里です。驚くかもしれないですが落ち着いてくださいね。」
「は、はい。」
竜の里に案内をして王宮でディナーとデザートを召し上がりました。
「お食事とデザートは美味しかったわ。」
「ありがとうございます。明日、話し合いが終わりましたら楽しんでいってください。」
「ありがとうございます。」
話し合いをしていて、彩香はドラウト王国に暮らすことがで、総理夫妻はドラウト王国の観光を楽しんで翌日に日本に帰国しました。
「お疲れ様です。ウィリアム様。」
「ああ。ありがとうな。王妃の初公務は疲れただろう?竜の里でゆっくり休みなさい。」
「ありがとうございます。デザート召し上がりますか?」
「いいね。一緒に食べたいな。行くか?」
「はい。」
食卓の席に座りりんごケーキとミックスベリーケーキを召し上がりながら楽しく話してました。
楽しく話して召し上がってる姿を見てると2人出会えて良かったとみんな涙目で見てました。
数日後日本と合流が増えたに頃、中村冬樹はいろいろと手を染めていて逮捕されて刑務所にいれられました。
「中村冬樹が総理夫妻だけでなく国民までだまして、色々と手を染めていたから逮捕補され牢から出れないみたいだぞ。」
「本当に?」
「ああ。彩香、安心して日本に行けるぞ。」
「嬉しいですね。」
「日本に行ったらなにしたい?」
「日本でですか?そうですね。日本で中学の‥同じ学年の卒業拝見したいですねぇ。で、できなくていいんですよ。日本に行ったらウィリアム様とデート出来たらいいなと思いますわ。」
「そうか。話聞けてよかったわ。ありがとうな。」
「いえ。ちゃんとしたこと言えなくて申し訳ございません。」
「良いんだ。自分の意見を大切しな。俺に何でもいいな。私らは家族なんだからな。」
「はい。ありがとうございます。」
秋に入り始めたドラウト王国は冬にウィリアム様に呼ばれ行くとびっくりする話でした。
「三日後に5日間、日本に滞在するから、彩香も行くか?」
「ついて行きます。ウィリアム様、業務で参られるんですか?」
「日本について3日目に午前中は国会で午後は天皇陛下との会談がある。彩香も俺の隣に立って貰えるとありがたい。なにしろ、日本とドラウト王国の言葉通じるのは彩香だけだからよ。頼めるか?」
「?!はい。やらせてください。日本とドラウト王国の関係が深まれる様、願ってます。」
「俺も同じだ。彩香の幸せになって欲しいのも一緒だ。」
3日後、日本にある別荘に着き彩香はウィリアム様の別荘に来るのは初めてだ。
彩香は、キョロキョロをしてるとウィリアム様は肩を軽く叩きながら、言いました。
「どうだ?初めて別荘に来た感想は?」
「とても豪華な別荘なんで驚いてますし、ウィリアム様と一緒に来れて嬉しく幸せになっていいのかって今も思ってしまいます。」
「彩香は辛い思いしたんだから、幸せになる権利あるんだぜ。彩香と同じ学校、学年の子達が修学旅行で泊まれるホテルがなかった分、竜の里で竜の勉強と街の事の勉強で彩香がしてくれたから、その学校、学年から、感謝してたよ。」
「いえ、自分は彼ら来て早々、賊で態様しに行ってしまったので案内できませんでした。」
「いや、リズとリンカに頼んで手伝ってもらって本当に助かったし、学生や教員もビックリしてたよな。」
「ええ。時々出ては私の手を借りる時ありますよね。それでたまたまかぶってしまったんですよね。」
「そうだな。彼等に国の成り立ちや他国の違いを教えられた。彩香。彩香が来てくれたことに感謝しているよ。」
「いいえ。たいしたことはしてませんわ。ご業務は明日からのを教えていただいても良いでしょうか?」
「これから○○時~に国会委の会議が入っている。着替えてもらって行こう。」
「!?かしこまりました。」
2人は国会に会議で彩香は、通訳をしつつ質問されれば答えました。
日本は、かなり変わったと知り彩香はかなり嬉しかった。
会議が終わり別荘に戻る車で連泊の話で彩香の在学してた学校に2日間行く話をしました。
「えっ?雷桜中に行くんですか?」
「ああ。リハと本番に行けるよ。手紙を貰っておる。行くか?」
「本当にいいのですか?」
「そのダメに来たんだ。終わったら、日本でデートに行こう。」
「はい。」
雷桜中学校の卒業式前日はみんなと話ができて、当日は卒業式に参加することができた。
次の日はデートをたのしんだ。
あれから数年だってリズとリンカは結婚して子宝に恵まれ、竜の里にも竜が増え苦労が増えつつも挙式も無事に終わりました。
「彩香様結婚おめでとうございます。」
「ありがとう。」
「お妃になっても竜使いでいてくださるなんで申し訳ないわ。」
「私が好きでやらせていただいてるのよ。」
「子宝恵まれるように祈るわね。」
「ありがとう。子宝ねぇ‥‥。」
「あれ?どうしたの?困った事があるの?」
「ウィリアム様は婚約者の証であるドラゴンストーンの装飾品をくれでつけてるのよ。」
「すごい。ウィリアム様のドラゴンストーンの装飾品をいただいて付けてるじゃない。なんか問題あるの?」
「子供を産まないと妃様が変わると大臣達が言われて・・・・・・。」
「数人の女性を用意すると言っておるの?」
「ええ。ウィリアム様には言えてないかなぁ。子供出来なくともずっと、心はお側に使えてたいですから。」
「彩香様。男性は1人の女性に一生愛し続けるんですって。」
「それもウィリアム様は彩香様の事しか愛してない、他の女性を愛さないんですって。それで、視察とか言って彩香様に逢いに来てるんじゃないですか?」
「夜、私の家に来て寝泊まりしてるんだけど、昼でも見に来ているって言うのかなぁ?」
「っえ?ウィリアム様が彩香様のご自宅で寝泊り‥‥ほー。」
「えっ?ちょっと皆さん?」
「ウィリアム様は彩香様への愛が感じられますわ。」
「ちょっと、私が大臣が言われた事が気にしていると言ってるのに‥‥。」
「ウィリアム様はちゃんと見てくら大丈夫よ。」
「そうでしょうか?私はウィリアム様の妃にふさわしいのかといつも悩んでいます。
「そんなに悩まないでください。ドラゴンストーン石を送るのもハーレムは一人の女性しかいませんのよ。」
「それは教えていただいんですが、大臣たちがいいたいのは世継ぎを作られよとか竜使いは女の仕事じゃないって言われて困るのよね。」
「分かるわー。世継ぎ世継ぎって言われて簡単にできるわけじゃないし、彩香様は彩香様しかできない仕事を見つけられたのは素晴らしいですよ。ウィリアム様の心の癒しができるのは彩香様だけなんでよ。」
「そのどうりだよ。竜使いは彩香がメインでお願いしたのはこの私だし。世継ぎのことは気にすることはないんだよ。大臣達は私から良く言い聞かせる。竜使いは彩香達しか頼んですまないって思うし、彩香に頼んでよかったと思ってるし、今でも愛しているよ。」
「ウィリアム様。あの‥‥。」
「ん?どうたんだい?」
「実は‥‥数日前くらい大臣の一人娘と思われる方が入られてますが、大臣の動きがおかしいと思うんですがでかまし事を言ってしまい、申し訳ございません。」
「いいや。よく見ていたな。確かにおかしいうえに見極めたいから、手を貸せぬか?」
「はい。喜んでやらせてください。」
「いた。こちらにおられたんですね。ウィリアム様。」
「どうした?」
「ウィリアム様。竜使いの里は危険とお伝えしたと思いますがなぜ、こちらにおられるんですか。彩香様。妃様なぜこちらにおられるんですか?あれほど、こちらで働く事をおやめ下さいと言ってるのになぜやめられないのですか?」
「ブラウド・バートリー大臣。この仕事はなぜ彩香にしかできないしかできないか知ってるか?」
「不思議な力ですか?しかし、それだけでは認められません。」
「彩香の仕事を見れば納得してくれるか?」
「それは・・・。彩香様はウィリアム様の大切な方なので心配で仕方が無いです。」
「それは分かるわ。でも信じてるから、大丈夫だ。彩香残ってる仕事はあるのか?」
「まぁ、ありますけど、見学していきますか?」
「本当にいいのか?」
「ええ。休憩が終わり次第始めますね。」
「皆の者、飯はまだだろう?」
「は、はい。まだですけど、いかがいたしましたか?」
「彩香の作った飯が食いたい。ダメか?」
「は、はぁ・・・っえ?私が作ったご飯?今ですか?」
「ああ。彩香の作った飯を食いたい。今、作ってくれないか?」
「ウィリアム様。なぜ、彩香様の手料理なんですか?彩香様がもし、毒を盛っていたらどうするつもりですか?」
「大丈夫だ。彩香の料理を食べておるし、毒を持ってあるのを食べる前にわかる事だ。日本の両陛下や総理夫妻や学生が好評なのは彩香と料理長が試作しあって出来た味や料理だ。彩香が作った飯が毒を盛っているとか不味いとかだったら、彩香と私がはじめ何人が気づくはずだ。それも何?彩香は一年半もいて信じられないっていうのか?」
「いえ、そういうことではありません。ウィリアム様の身体が心配なのです。」
「正直にそう言えばいいんだろ。プラウド大臣も食べて行くといい。」
「小娘の作る料理も信頼できない。あんたはこの国に慣れてきたから乗っ取とる
きだろう。こんな小娘と結婚するくらいなら私の娘と結婚してた方がいいだろうな。」
「プラウド大臣。そなたの娘さんをウィリアム様の嫁にするの諦めてください。」
「何が言いたい。」
「ブラウド大臣の娘アイリス・バートリー様はもう私の仲間ですわ。」
「どういう事だ?」
「アイリス様は、私に全て話してくてました。」
「全て聞いた所で娘は・・・」
「しょぜん道具でしかないと?実の娘を道具でしかないと言う大臣にどうだって思いますわ。」
「なぜそこまで知っておる。言っておらんことなのに。」
「私が話したことよ。お父様。」
「アイリス。なぜ全て話した。」
「あなたがしてきたことでわかってる事よ。彩香様とありがたい話と交渉で私が変わることが出来ましたの。」
「だから、私の仲間。手を組んだものですよ。」
「なんのダメに。」
「それはもちろん、お父様が彩香様とウィリアム様にしようとしてる事が分かってるんです。2人の愛をうち砕こうとしてるの分かってるんです。もう辞めてください。2人の愛はうちくたけないくらい愛し合ってる、別れること出来ないくらいすごく愛し合ってるのになぜそうするんですか?」
「いい加減にしなさい。」
「ウィリアム様?」
「アイリスはブラウド大臣より、かなり優秀だと見受けれる。プラウド大臣。本日持って大臣の職を解く。隅の地区に暮らすが良い。アイリス、彩香。どのような取り引きしたのか後ほど聞かせてくれぬか?」
「はっ。かしこまりました。」
「ブラウド。まだここにいたのか?早く支度して出るがいい。」
「いい加減に仕上がれ〜。」
プラウドは、ウィリアム様に襲いかかるが彩香とアイリスの2人で投げとはした。
「しつこい男は嫌われるのよ。」
「あなたは、私の知ってるお父様では無いわ。昔、私が幼かった時のお父様はお優しかった。今のお父様は自分の地位を守る事しアイリスか考えておられない。地位だけてはなく家族も周りの事を大切にしてたお父様はとこに行ってしまったの?」
「何が言いたいんだよ。」
「昔のプラウド大臣は優しかったから、ウィリアム様も先代の王もそこを認め大臣の職を渡したのだ。しかし、今のプラウド大臣の変わりようは何?酷いにもありゃしない。ウィリアム様もアイリス様は、変わったプラウド大臣の事を怒っておられるの今でも気づかないんですか?愚かにも良いところですわ。」
「俺は・・・どうすれば良かったのだ?昔のままでは自分から、いなくなるの分かっていた・・・しかし、今の自分は何が足りないのかわからなくなってきてしまった。」
「信頼出来る仲間がいなくて苦しんでおったんだろ?もっと、俺らを信じ相談してくれれば良かったんだ。」
「今は、もう、大臣の座を失い友もいない愚かな俺は、存在する意味無い。」
「彩香。お前が俺の気持ち分かるだろう?処罰言い渡しな。」
「えっ?私がですか?」
「ああ。彩香は、俺の考えが分かっておるはずだ。行けるか?」
「・・・。わかりました。・・・ブラウド・バードリーさん、ジョアスさんみたいにとは言いませんか、ウィリアム様の左腕になるよう努力をしてくれませんか?」
「どういう事だ?」
「ウィリアム様のこと信頼をして、努力をしてきたブラウとさんは初心を思い出してやってもらいたいのです。これが最初で最後のチャンスとして、現の職務を犯罪行為しないでまっとうしなさい。辛いと思いますがそれがあなたの罰と罪です。いいですね?」
「・・・。はい。今以上の上申して参ります。」
「ウィリアム様。これでよろしいでしょうか?」
「ふむ。私の付け加える事ない。さて、一緒に彩香の作る飯を食べるか?」
「しかし、ウィリアム様と彩香様と一緒に食べるのは・・・」
「リズとリンカもどうだ?一緒に食べるか?」
「よろしいのでしょうか?私達、使用人は、王様たちと一緒に食べること許されてないんですけど、いいんでしょうか?」
「彩香は、良くで俺は、ダメなのか?」
「そ、それは・・・。」
「ウィリアム様。リズとリンカは私と同じ竜使いで、時間で休憩時間を回してますので、一緒に食べるのは、ないんですよね。」
「そうなのか?彩香。みな、今回は私のわがままだと思って付き合ってくれ。いいか?」
「はぁー。結局そうなるんですね。彩香様、5人前の料理を作って頂いてもよろしいでしょうか?」
「ええ。かまいませんよ。私は、準備で失礼します。」
彩香とリズとリンカは準備で走っていきました。
「彩香様をあんな自由にしていいんですか?」
「俺の嫁は自由にしているんじゃない。ハーレムでは女性に嫌われ追い出されたからここで暮らしている。」
「ではハーレムの方をなんどかしてやれないんですか?」
「その件なんだがハーレムの使用人達は彩香が日本から来たことがどうも気に食わないから入れたくもないいてほしくないというらしい。」
「それは酷いですね。彩香様は日本から来ただけでですよね。日本人はいい人が多いのに。」
「しかし、彩香を竜使いだけで嫌がるのでは?」
「そうかも知れんな。彩香は、良い子だ。嫌な顔せずにただ努力をして、ここまで来たのになぁ。」
「彩香様は心広く、勘のいい人は初めてです。私、彩香様に助けて頂いたのに恩返しが出来てないですわ。できるのであれば彩花様にお仕えしたいです。」
「アイリス・・・彩香様への尊敬が生まれたというのか?」
「お父様。彩香様は尊敬って言うより、羨ましいのです。ウィリアム様に会うまで辛い毎日過ごして出会った後はかなり幸せそうな顔で働いてるんですよ。街の人と仲良く楽しくしてるんです。周りを笑顔にできるのは彩香様だけだと思いますわ。」
「よく彩香を見てるね。昔に比べて明るくなり元気だ。俺は、コックの料理は美味しいが、彩香の料理はめっちゃ美味しい。」
「彩香様がコックの料理の味を指導したのは彩香様だとお聞きしました。本当なのでしょうか?」
「ああ。彩香がした。私の上機嫌だとみんな、言ってなかったか?」
「みんな、口々に言ってましたわ。コックと誰かと一緒に作ったおがけだと聞いております。」
「実際、コックと作った人は誰なんだろう。」
「コックに聞いたところ彩香と考えて作ったと聞いておる。」
「そうなんですか?彩香様の料理、食べたことがないので気になります。」
「かなりおいしいよ。料理長のお墨付きなんだぜ。我らも突っ立ってないで行こうか。」
「どちらへ?」
「どこって彩香のどころにだよ。作ってるところを見学させてもらいましょう。」
「大丈夫なんですか?勝手に行って、怒られませんか?」
「気にする必要ない。俺が管理できないところまで頼んでおるがたまに視察しに行くついでに食べに行くんだ。」
「し、視察のつ、ついでですか?」
「彩香たちのおかげで大助かりなんだ。まあ、彼女らの仕事を見ていきなさい。どんだけ大変なことかをね。」
「わかりました。」
ウィリアム様達が着くころには慌ただしく仕事の話してました。
「彩香。どうした?」
「ウィリアム様。実はこのような出紙が届いており、確認をしてまとめておりました。」
「どのような手紙だ?」
「港町では船停留所と停留所の近くで竜の里に見ない子がいて震えているから来てほしいという手紙が来てます。早急に解決した方が良いかと判断しましたので昼食は遅くなってもよろしいでょうか?」
「分かった。私も参ろう。私の分も用意頼む。」
「仰せのままに。黒竜と鬼竜達の準備はもう少しでできます。お待ちください。」
準備ができ、出紙をくれた港町に行くとざわめいました。
「皆さん、手紙をくれた方いませんか?竜はどちらなのか教えてください。」
「彩香様。竜の女神様が来てくださり本当にありがとうございます。出紙を出した者は港でまってます。こちらです。」
竜のいる港まで案内されて、竜の症状を見ました。
「彩香。この子達の容体はどうなんだ?」
「警戒されるのは仕方がないが疲弊が酷すぎる。処置をして、里で治療しないとかなり危険です。」
「そんなにやばいのか?」
「はい。リズ、リンカ荷馬車から、薬と竜食を持ってきてくれる。」
「はい。」
彩香は、竜を手当てをしながら指示を出しました。
「その子達は助かりますか?」
「ええ。ゆっくり休めば元気になりますよ。」
「本当に?良かったね。元気になったら、自由に動けるね。」
少女の問いかけに嬉しそうに返事をしました。
「彩香様。この子なんて言ったの?」
「うん。ありがとう。って言ってるわ。この子達は元気になったら、どうなるの?」
「この子達のしたいようにしてあげたいな。」
「彩香様はなんて、お心優しい方なんでしょうか。彩香様が来てくださった事に感謝しなくでは。」
「よしよし。竜の里でゆっくり休みなさい。って、今後はどうするかはゆっくり決めてね。んっ。動ける?いいこいいこ。ゆっくり行こう。おいて。」
彩香のといかけに返事をしたうえに彩香の顔をなめてました。
「あははは!うれしいのは分かったから。よしよし。おいで。」
「ねえねえ。お姉ちゃん。竜使いって難しい?」
「んー。色々と大変だけど沢山の竜達とお話するの楽しいよ。」
「そうなの?竜ちゃんと触りたい。話してみたい。」
「ちょっと待ってて。ねえ。君たちはどう?子供達と遊びたい?」
竜達は彩香の問いかけにソワソワしながら、返事をしました。
「っえ?そうなの?よしよし。」
「お嬢ちゃん。手をパーにして伸ばしてごらん。そう。ほうら。・・・すごいでしょう?なでなでしてもいいし、ハグしてもいいよ。」
少女はなでなでとハグした後に竜の背中に乗せました。
「すごい。竜に触らせてくれた上にハグと背中に乗せてくれるなんて、凄く嬉しい。」
「メイ。彩香様になんで気安く話して、竜に触ってるの?ダメでしょう。」
「お母さん。お姉ちゃんに言いよって言ってもらったの。」
「ダメなものはダメなの。行くよ。」
「ちょっと待ってください。ウィリアム様の妻だから、相手をしては行けないという理由なんですか?竜使いとして危険と意味で関わっては行けないんでしょうか?」
「それは・・・ウィリアム様の奥様としてウィリアム様に言いつけられそうなので関わったら、いけないと思いまして。」
「聞いてください。ウィリアム様に言いつける相談は、治安が悪いところとか、困ったことがあれば言いますが、その子は悪いこともしてません。竜使いの事や竜について知りたいという事で聞きに来て触りに来ました。子供達に学ぶ権利があってもいいんじゃありませんか?子供達がいい大人になるように願うのは、親も街あるいは国全体の願いではありませんか?」
「その通り。みんなで子供達を育てで行くのは当然の事だ。困ったら我々に言っていただければそれなりの対応します。」
「本当ですか?しかし、子供達が竜使いになりたいって言ったらどうすればいいのかしら?親として複雑すぎて困ります。」
「親としてかなりと言っていいほどの複雑ですものね。」
「彩香様が側にいてくださるだけでうれしいものなんですが、彩香様がいないところで竜を触るのは危険なことなのをかってないみたいでどう伝えるべきなのか困りまして。」
「竜は危なくない。彩香様が普通に接してるじゃない。」
「苦労したからこそできる事なんだよ。」
「嘘つかないで。」
「メイちゃんおいで。」
「なあに?」
少女は彩香のところに来ました。
「メイちゃん。メイちゃんのお母さんの言ってることは本当の事なの。初めて来た時に竜の事知らずに普通に触ろうとして襲われたの。普通に接するのに時間がかかったの。これが証明の証なんだけど見て驚かないでね。」
言いながら右腕のアームカバーをボタンを外して、取るとひどい傷跡が腕にあらわになりました。
「彩香様、その怪我の後はどうしたんでか?」
「竜は外部が入られるの嫌がられる。仲間や世話してくれる人として認められる方法が武器は知識と体力、素手の戦いなんだ。認めてもらうのは怪我でやっと認められたの。怪我して仲間になる仕事を見つけて働いてほしくないの。分かった?」
「働いてて怪我してないからすごいじゃない。」
「いいえ。最近では左腕をしたわ。」