あれ?
あのおばあちゃん、荷物重そう
どうしよ…手伝おっかな

目の前には歩道橋
とても長い階段が続いている

叶「あのー…お手伝いします」

勇気をだして
声をかけてみた
受験の時間があるけど
このぐらい大丈夫でしょ

お「あら、いいの?」

すっと荷物を持ち
おばあちゃんのスピードに合わせて
ゆっくり階段を登っていく



お「ありがとね〜」

おばあちゃんと別れて
急いで受験会場の高校に向かう
さすがにゆっくりしすぎた!

間に合うかな??
遅れたらどうしよ…

そんなことを考えながら
すごいスピードで走る