しばらくすると、




優也が「着いた」と言った。




え?!ここって…




「気付いた?ここ、未来にあげた風景の写真の場所。」




うわぁ。すごい…写真ももちろん綺麗だけど、ここは写真よりもっともっと綺麗だ。




「俺もさ、親父にこの写真どこで撮ったの?って聞いたらお前の寮の近くだよって言ったからびっくりした。




ネットで調べたら車で行けば結構近くにあったから驚いたよ」




「そっか…すごい綺麗…今まで見た景色の中で一番綺麗かも…あ!もしかしたら、優也と見てるからってのもあるかもね!」




すると、優也は目を見開いて、「んたくっ!お前はっ…」と照れくさそうにいい




「今日、何の日か知ってる?」