「何でそんなこと…はぁ…もういいわ。確かに、夏樹と岩瀬はお似合いだ。幼馴染なんだ。当たり前に決まってる。でも、似合ってるか似合ってないかとか別にどうでもいいだろ。自分と相手が幸せなら。」




そう言って圭吾はしばらく黙り込んだ後に俺に尋ねてきた




「んで、お前どーしたいの?」と




そんなの…




「そんなの決まってんだろ…




俺が幸せにする。」




そして俺は続けて言った




「もし…岩瀬が瀧本と付き合ったとしても俺が口説き落とす。幼稚園からの瀧本との記憶もなくなるくらい…




俺で埋めつくしてやるよ?」




そう言ってフッと笑うと




「さすが学年一のイケメン!」




と圭吾は言って笑った…