類「…やっぱ、車にすれば良かった。」


会社から出て数分も経たずに
俺の周りに群がる女。


「ねぇ〜お兄さぁ〜ん♡

めっちゃイケメンなんだけど、
超顔色悪いからわたしが看病してあげる♡」

「アンタがするのはどこの看病よww
お兄さん、コイツはヤリモクだから。
あたしの方が良いですよ!!」

「ほんと、超タイプぅ〜♡」


ただでさえ、体調も優れないし、
女達のキンキン声や香水の匂いで頭痛がする。


類「もう…勘弁してくれよ……。」


誰か、誰でもいいから助けてくれ。