「ちょっと、女子が苦手やら、何やら、知らないけど、人の話を無視するのは、いい度胸ね。」
私がそう言うと、二人して笑い始め、更には、蒼也が、寿喜に、

「じゅっくん、窓閉めて!逃げろ〜!!!」
なんて、言い始めた。
さすがに、そこまではしないだろうと思っていた私は甘かった。
なんと、寿喜は、蒼也の言う通り、窓を閉め始めた。

さすがの私もカチンっときて、それに負けないよう、窓を開けた。

すると、寿喜、蒼也、愛珠、3人して、笑い始めた。

「ちょっとあんた達、何笑ってるのよ。」
人がこんなに必死に謝ってあげてるのに!!!
それを拒絶する寿喜。
また、その拒絶されてるのをみて、笑う愛珠と、蒼也。