「珠麗が、風邪ひいたって…!だから、今日の約束はごめんって連絡…ちょっと私、看病に…!」 「ちょ、ちょっと待て麻耶!……─────」 圭は麻耶になにかを耳打ちした。 そして二人は俺の方を見ながらニヤリと笑った。 「…なんだよ。」 麻耶は俺のところに来て、紙切れを渡した。