来るか来ないか分からない中。
私が来るのを信じてずっと、待っててくれたのかな。


ほんと、最低だね私。
今更謝るのも虫が良すぎるのかな。
許してもらえる確証もないのに。
もしかしたら、すごくけなされて責められて。
顔を見たくない。
大っきらいだっていわれるかもしれないのに。


そんな事言われたら、学校行けない。
死んじゃいたくなる。


でも、それくらいの事私したんだよね。
約束破ったうえに無視までして。


じんわり、目元に涙がにじんだ。
泣く資格なんてないのに。
被害者ぶってばかみたいなのに。
それでも、涙は流れた。


この涙は、なんの涙なんだろう。
悲しいの?寂しいの?
後ろめたいの?罪悪感?


嫌われたくないっていう、わがまま。
ただの、エゴ。





次の日、よく眠れなかった私はいつもより早く家を出た。
この時間帯だったら教室誰もいないかも。


家でも公園での事ばっかり考えちゃって。
負のループ繰り返してしまうから。
断ち切るように早めに家を出た。