本音をぶつけ合った日。
君との距離が近づいた気がした。
やっと目を見て、話をして。
好きだって言えた。



小さな世界の中、私のすべて。
君が私のすべてだった。
どの季節も、どの思い出も、鮮明に思い出す。
不器用で、手探りで。
それでも宝物みたいな恋心。


たくさん傷つけて、たくさん思ってない事を言って。
すれ違ってばっかりだったあの日々。
私たちは一緒にゆっくり大人になっていく約束をした。


私たちのペースで。
ゆっくり、一歩ずつ。
前に進んでいこう。
そう決めた。


まだまだ未熟で。
君の事を傷つけてしまうかもしれない。
でも。それでも私は。
君を好きでいづづける。


この握った手をずっと離さないよう。
隣で笑い続けていこう。
あの夕日に照らされた君の銀河のような瞳を守り続けていこう。


この奇跡みたいな恋心を。
私は忘れない。


ねえ、彗くん。


「大好きだよ。」