いつも通りの時間。 その変わり映えしない日々が大切だって。 灯火のようだって。 そう思う。 去年の文化祭。 伊澄くんを傷つけて。 伊澄くんが好きだと気付いた日。 今年の文化祭は。 伊澄くんと仲直りをして。 伊澄くんが好きだと再確認した日。 あの日のリベンジ、ちゃんと果たせたよ。 中学3年生の秋。 私は、また君に深く恋をした。