近くのお店でシャボン玉を買ってちょっとした公園でやることにした。


『これめちゃめちゃ出るぞ〜〜』


『わぁぁあ!綺麗〜〜!!写真撮る〜!』

『久玲愛っ!楽しいね!ニコッ』 


〜〜〜っ。
廉の笑顔可愛いっっ。



十分遊んだあと、廉の横にちょこんと座る。


『廉。夕日が綺麗だね』


『そうだな。でもお前のほうが綺麗だよ。』


私はビックリして廉の顔を見た。


そしたら廉が近づいてきてキスすると思って目を閉じた瞬間。



「わぁーわぁーわぁー!お姉ちゃんたち、ちゅーするぞ〜〜ヒュウヒュウ〜〜!」

そう言う子供の声で 
私はパッと目を開けて顔を反らした。


「ちぇっ。なんだぁ。」



『クソッ。コソッ邪魔が入ったな。
もう夕方だし家まで送るよ。』



『ありがとうッッ///』



『ん?顔赤けぇけど、照れてんのか?ニヤニヤ』


『べ、別にそんなこと無いもんっ!』



『かわいーな!おい、(笑)』

 

廉とバイバイするとき
どうしても胸がキューーーって締め付けられる。



こんなにも人を好きになったことあっただろうか。



『廉?』


ふと廉を見ると少し眉間にシワ寄せてた。


『また今日みたいにお前も狙われるかもしれねぇ。怖い思いさせるかもしれねぇ。。
それでも、俺と一緒に居てくれるか?勿論俺がお前を必ず守る。』



『うん…。ちょっとやっぱり怖い…。けど廉が居るから大丈夫っ!!ニコッ』



廉が守ってくれる。

きっと大丈夫。天祢くんも居るし。


『ありがとうな。
……そういえば、この前天祢に抱っこされてバイクに乗せられたんだって??』



廉がさっきより眉間にシワ寄せてた。

これはちょっと…いやかなりお怒りのようだ。


『え、なんでそれを……。いや、あれはちゃんとした理由がですねぇ…』



『天祢がお前のこと細くて軽いだとかなんとか言ってたから問い詰めて聞いた。そんでシメた。』



『えっ、』