「雅!」



夜…龍神の倉庫のベランダの所にいると、後ろから夏鈴がきた。





「夏鈴…」





「いやー、梓ちゃん可愛いねぇ。きてくれてうれしい。」




そう言う夏鈴の横顔はどこか寂しげだった。







「…梓と、誰かを重ねてるならやめとけ。」




そう言うと、夏鈴は目を見開いた。