「朧が一人より、龍神全員だよ!」




「確かにそれもそうだね。」






「雅、いさせてもらおうよ!…あそこは、もう…」




莉佳が下を向きながら言った。





…あそこで暮らすのはキツイか。





「じゃあ、頼んでいいか?」




そう言うと、みんな承諾してくれた。




いつの間にか来ていた逞翔は海と陸を可愛がってくれていた。