『アキ…

正直に話すと

俺は

カヨに似てる

アキといた

カヨを忘れられない

自分がいるんだ

これから

一緒にいても

アキを

苦しめる

だけだと思うんだ

アキの

気持ちは

嬉しいけど

俺の中では

カヨが消えないんだ』














そう言った

トモの

手首には

もぉ

アタシと

お揃いの

ブレスレットは

ついていなかった

アタシの

手首だけが

キラキラ

光ってる

ブレスレットが

ついている

だけど













『それでもいいし

それでもいいから

アタシといてよ

アタシの事

嫌いになったら

離れるから

お願い

トモ…』












お願い

トモ…