私と心尋は昨日のドラマについて語りながら教室へ向かった。


ざわざわする教室に少しわくわくする


これから私の高校生活が始まるんだ。


そう思いながら教室に1歩足を踏み入れる。


「…邪魔」


「へ!?」


頭上から聞こえる低い声。


私はくるっと後ろを振り向いた。


するとそこにはさっき図書室にいた男の子が。


え、まさかの同じクラス?


これはまた…。


初日から少し嫌な予感がしております