高校2年生の春
皐月「うぅ~ 緊張する…」
華奈「大丈夫だよ! 皐月運はいいから!」
皐月「運はって何よ笑」
華奈「ごめんて笑 まぁ今は部活に集中だよ」
そんな話をしながら私は
クラス発表されるのを緊張しながら
待っていた
そして、部活が終わった頃張り出された
皐月「華奈ー!!! 同じクラスだよ!!」
華奈「ほんとに!? 1年間よろしくね!」
私は本当に嬉しかった
バスケ部で一番仲がいい華奈と同じクラスになれた!!
皐月「ねぇ、この人誰??」
私は自分の前の名簿の人が誰だか
全くわからなかった
華奈「光くんだよ バスケ部の」
皐月「えぇーーーー!?!?」
知らなかった笑
男バス人数いっぱいるし
仲良い人が一人もいなかったから笑
皐月「仲良くなれるといいなぁ」
華奈「皐月なら大丈夫だよ! 頑張れ!」
私は男バスの練習情報などを教えてくれる
友達が欲しかったから仲良くなろうと思った
始業式当日
皐月「結局、光くんわからなかったなぁ」
そう、私は結局春休みの間光くんがどの人
わからずじまいに終わってしまった
まぁ、探すの忘れてただけなんだけど笑
教室入ればわかるか!
そう思い教室に入った
教室に入るとすぐに座席表を見た
華奈「また一番前…」
華奈は今年も一番前だったみたい
去年と同じ場所スタートらしい
皐月「私はー… あ、一番後ろだ」
ラッキー
席運だけは割といいんだよね笑
そして私は自分の前の光くんの席を見た
まだ来てなかった
皐月「光くん君まだ来てないみたい」
早くどんな人が見たかったなぁ
•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
SHRのチャイムがなった
みんなゾロゾロと席に着き始める
(ガタッ
私の前の席に人が座った
背が高そうな人だった
後ろ姿しかわからなかったけどなんかね
いい人そうって思った自分がいた
SHRが終わり始業式のため体育館に向かった
その時に初めて光くんの顔を一瞬だけど見た
優しそうな雰囲気の人だなった思った
皐月「華奈…光くんちょっといい感じかも」
華奈「おおっ!?
早く仲良くなれるといいね!」
恋愛の好きとかじゃないけど仲良くなりたい
素直にそう思った
この時の私は未だ
過去の恋を少し引きずっていた
皐月「華奈は? どうだった? 隣の人とか
確かに男の人だったよね??」
華奈は男子が少し苦手らしい
どう接したらいいかわからないみたい
可愛いのにもったいないなぁ
華奈「ひっとことも話さなかったよ…ハハハ」
華奈ちゃん目が笑ってないよ~(泣
始業式が始まるまでの整列の間
華奈とは名簿が少し離れている
だから一緒にはいられなかった
私は1人で大体の自分の場所で
整列の声がかかるのを待っていた
する事がなかったので
何となく光くんを探して見てみた
光くん「アハハハ ホントに!?」
他の多分バスケ部であろう男子と
楽しそうに話していた
可愛い笑顔だなーなんて思った
そして、教室で座ってた時にも思ったことが
確信に変わった
光くん身長高い!! 笑
しばらくすると整列の声がかかり
始業式が始まった
始業式が終わると教室で課題テストをし
その後SHRをして解散になった
華奈「お、私掃除ないや 先部活行ってるね」
皐月「うんわかった! 後でね!」
私は掃除があったので華奈とは一旦別れた