「じゃあ、鈴はここで寝て。」



そう言われたのは和室。




畳が新品で綺麗な部屋だった。





もう、時計を見ると22時過ぎていた。





「明日はやいんならもう寝るか。…おやすみ。」





雪はそう言い襖をしめた。





廊下に雪が歩く音だけが響いた。