ちりんちりんとなった鈴の音は雪に近づき、膝の上に乗った。




「よしよし。あ、この子うちの猫のリン。」



雪は猫をなで、猫は喉を鳴らしていた。





…びっくりした。




だから私が下の名前言った時あんな顔したんだ。