私の家の右は雪の家。




左は…絢都の家だ。




「…惚れんなよ?」




絢都は私の肩を掴み、急に真面目な顔をする。





私が、雪に惚れる…?




いやいや、雪と私じゃ釣り合わない。


その前に雪は…真咲って人が…