「可憐さん。」


「なによ。」


「こっち向いて?」


「はっ!?なんでよ!」


「向けよ。」


出た!どS小森爽太!!


そして背後に感じる温もり。


うっ…逆らうとまた何かされそう。


私は仕方なく後ろを向いた。


「なに?」


すると小森くんはマジマジと私の顔を見る。


「な…なんだよ…!」


「うん。やっぱり。」


「はい?」