「じゃあ俺は三澤さんを送ってきますから,可憐さんは先に家に戻っててください。」



「ちょっ…ちょっと!」


―カランッ…


威勢の良い鐘の音だけを残して小森くんは行ってしまった。


なんか…ウザい。

なんかわかんないけどウザい!!


「私はどうでもいいのかよー!!」


「まぁそんなに怒るなって。」


と言ってよっちゃんがココアを差し出す。