「えっ…?」


ゆかりちゃんの左隣に座っていた小森くんが優しく笑いかけた。


「俺も協力しますから。」


「あ…ありがとうございます…」


そしてまた涙を流した。


「いえいえ。」


…ってなんか小森くんがメインみたいじゃん!


ちょっと私が先に言ったんですけどー。


「じゃあ…家まで送ります。もう暗いですし。」


小森くんはゆかりちゃんをドアまで促した。