あ!忘れてた。


もう1人のチンピラへと目を向けた。


するとビクッと肩を揺らして
その場から逃げ去った。


ふんっ!!バカにすんなっつーの。

それより!


「大丈夫だった?怪我は?」


女の子に駆け寄り顔を覗き込んだ。


しかし…


女の子はさっきの光景に唖然としている。