「何で?声、隠すの?」
「だって……」
「そんなことさせないようにしてやるよ。」
―えっ…?
う…うそ!!
「ちょっ…ダメっ…!」
小森くんは容赦なく部屋着を捲り、何も隠すことが出来ない私の胸。
とにかく恥ずかしくて私は顔を背けた。
まじまじと見つめるその視線が、私の体を余計熱くさせる。
「電気…消して…?」
「やだ。このほうがよく見えるもん。」
もん…てオイ!
「嫌じゃない!消せ!」
「こんな綺麗な体なのに…」
そう言って、胸を優しく触る。
わざと…?いや、絶対わざとだ!
焦らすように優しく優しく
触れるから、逆にもどかしい。