やっぱり…


小森くんはあの悪戯な笑みを浮かべている。


「きゃっ…!」


私を無理やり立ち上がらせると
扉を開けて、ベッドの上に押し倒した。


「なにすんだよっ!バカっ!」


小森くんを追い払おうとしたのに手首を掴まれて抵抗すら出来ない。


「今、そこに下着があるってことは……現在……」


「それ以上言わなくていいからっ!どうせノーブラとか言いたいんだろっ?!」


て、なにヤケクソになって自分から言ってんだよー!!


「うわー、自滅?」


「自滅じゃな…あっ…!」


いきなり部屋着の上から胸を触られて、声が漏れた。


いつの間にか解かれた手首。


私は口元を急いで覆った。