「え…?」


「やっぱり,爽太のせいなんだろ?」


杉山くんが私に近づく。


「ち…違っ……


そう言い終わる前に
杉山くんが私を抱き締めた。


「ちょっ…何して…」


「忘れろよ。爽太のせいで泣いてるなんて…許せねぇよ!」


さらにギュッと抱き締める。


「アイツのことなんて…忘れさせてやる…!」


「え?…あっ…!」


杉山くんは突然私の首筋に顔を埋め,
ゆっくりと舌を這わせた。


「や…めて……」


なんで…なんでこんなことに?


そんな私の声とは裏腹に
杉山くんの行動はエスカレートした。