彼は一体何者ですか!? 「あの,失礼ですが…小笠原家とどういう関係で?」 私の代わりによっちゃんが言ってくれたから助かる。 「あ!俺は…… 小笠原さんの家の,新しい使用人です。」 「「……はっ!?」」 よっちゃんとハモッた声は 店内に響き渡る。 少年もその声に驚いたが すぐに笑うと元気よく… 「よろしくお願いします!!」 と一礼した。 …新しい使用人とか… 聞いてないよー!!!