「…え?」


「だから,誰がそんなふうに言ったの?」


私が顔を上げたのと同時
よっちゃんも私を見ていた。


「あー…誰ってか…まぁ自分の中での考えというか…」


「やっぱりな。」


よっちゃんはふと笑みをもらす。


「なに笑ってんだよ!」


「いやいや,やっぱお前の勝手な意見かと思ってさ?」


私の勝手な意見??


「そっ。別にお前の言ってるのだけがタイプなヤツばっかじゃないよ。」


「そ…なの?」


「ああ。」


よっちゃんは再びお皿に目を向けて言った。